トリプルXは、2002年公開のアメリカ合衆国の映画。国家エージェントとなったストリート・アウトローの活躍を描くアクション。監督は「ワイルド・スピード」のロブ・コーエン。主演・製作総指揮はヴィン・ディーゼル。
トリプルX 映画批評・評価・考察
トリプルX(原題: xXx)
脚本:30点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計83点
ヴィン・ディーゼルが一躍トップスターの地位を築いたキレキレっの痛快アクション映画。『ピッチブラック』で悪役でありながらダークヒーロー的魅力で存在感を示したリディック役で注目を集め、『ワイルドスピード』でどこか憎めない漢くさい悪役ドミニク・トレットを好演。どれもアンチヒーローで他の俳優にはない魅力で時代の寵児に上り詰めた。その魅力あるキャラクター性もあって、シリーズ化されたのも彼の力が大きい。
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トリプルX あらすじ(ネタバレ)
エクストリーム・スポーツのカリスマ、ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)は、危険なゲームに命をかける男。そんな彼に、NSAこと国家安全保障局のベテラン・エージェント、アウグスト・ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)が目をつけた。強引にシークレット・エージェントに任命され、“xXx”のコードネームを与えられたザンダーは、テロ・グループ「アナーキー99」潜入捜査のため、渋々チェコのプラハへ向かうこととなる。
ザンダーは組織のボス、ヨーギ(マートン・コーカス)に近づき、生化学兵器を使用したテロ計画の情報を得る。しかしヨーギの恋人エレーナ(アーシア・アルジェント)が組織を抜けたがっているのを知ったザンダーは、帰国命令を無視して彼女を助けようとする。そして実は、エレーナがロシア連邦保安局から送り込まれたエージェントだということを知る。
やがてヨーギはテロを実行に移そうとする。ザンダーは彼の野望を打ち崩そうと、「アナーキー99」と全面対決。みごと壊滅させ、エレーナと幸福な時間を楽しむのだった。
トリプルX スタッフ
監督:ロブ・コーエン
脚本:リッチ・ウィルクス
製作:ニール・H・モリッツ
製作総指揮:ヴィン・ディーゼル,トッド・ガーナー,アーン・シュミット,ジョージ・ザック
音楽:ランディ・エデルマン
撮影:ディーン・セムラー
編集:クリス・レベンゾン,ジョエル・ネグロン,ポール・ルベル
製作会社:レヴォリューション・スタジオズ,オリジナル・フィルム
配給:コロンビア ピクチャーズ,東宝東和
トリプルX キャスト
ザンダー・ケイジ:ヴィン・ディーゼル
主人公。Xゲームのアスリート。
イレーナ:アーシア・アルジェント
アナーキー99のメンバー。ヨーギの愛人。
ヨーギ:マートン・チョーカシュ
敵役。アナーキー99のリーダー。ディスコオーナー。
オーガスタス・ギボンズ:サミュエル・L・ジャクソン
NSA工作員。
トビー・リー・シェイヴァース:マイケル・ルーフ
NSAのスパイ道具スペシャリスト。
ミラン・ソーヴァ:リッキー・ミューラー
チェコ警察の刑事。ザンダーの世話役。
キリル:ヴェルナー・ダーエン
アナーキー99のスナイパー。愛煙家。
コルヤ:ペトル・ヤクル
アナーキー99のメンバー。ヨーギの実弟。
ビクトール:ジャン・フィリペンスキー
アナーキー99のメンバー。ヨーギの友人。
ディック・ホッチキンス議員:トム・エヴェレット
コルベットを盗まれたカリフォルニア州上院議員。
エル・フェヘ:ダニー・トレホ
コロンビアの麻薬組織のボス。
ジム・マクグラス:トーマス・イアン・グリフィス
映画冒頭で殺害されるNSAの工作員。
J.J.:イヴ
ザンダーのビデオ配信を管理するマネージャー的存在。
ジョーダン・キング:レーラ・アルシエリ
冒頭のパーティでザンダーにゲーム化を持ちかける女性。
ロジャー・ドナン捜査官:ウィリアム・ホープ
ジェームズ・タニック長官:テッド・メイナード
ポーク捜査官:デヴィッド・アスマン
ギボンズの部下。ザンダーの態度がなってないとして気に入らない。
アイヴァン・ポドロフ:マーティン・ハブ
ソーヴァの手下。頭が薄い。
アイヴァン・ペドギーラグ:ラデック・トメカ
ソーヴァの手下。
ウェイトレス:メアリー=パット・グリーン
工作員の選抜テストで登場したキャストの一人。
ニコライ:ヴィーチェスラフ・ボホナー
ヨーギの部下。
妖艶なダンサー:アリーナ・チカリコヴァ
ザンダーが泊まった部屋にいた美女。
ロックバンド:ラムシュタイン
マクグラスが殺害されたライブ会場で演奏中のバンド。