ウォーム・ボディーズ 86点

ウォーム・ボディーズ

ウォーム・ボディーズ 映画批評・備忘録

食べるつもりで襲った人間の女子に一目ぼれしてしまったゾンビ男子Rの恋を描く異色のゾンビラブコメディ。
日本国内ではマイナーな作品になりますが、「ゾンビ映画」歴代北米興行収入ランキングトップ25(2016年12月1日)で、第4位の興行成績6638万ドル稼いだ作品です。
ゾンビ映画の新境地を開拓した作品、見て感動しました。ゾンビ映画で心が温まったのはこの作品が初めてです。ジョージ・A・ロメロ監督も『ランド・オブ・ザ・デッド』でゾンビの感情らしきものを描いているので、ロメロ監督はどう思ったか気になるところです。作品の筋は、ゾンビ+ロミオとジュリエットって感じでしょうか。「人間を人間たらしめているものは愛である」というテーマを凝り固まった表現ではなく、ゾンビを通して表現しているところも新しい。ゾンビになった青年の視点から恋を描いていて、ヒロインの彼氏の脳みそを食べたことで記憶を追体験し、恋に落ちるとか斬新でした。

ウォーム・ボディーズ 採点の内訳


脚本:37点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計86点

ウォーム・ボディーズ タイトル

ウォーム・ボディーズ(原題:Warm Bodies)

ウォーム・ボディーズ あらすじ

生者の肉を喰らうゾンビやそのなれの果てであるガイコツが蔓延る終末世界、生き残った人々は高い壁による砦を築いてその内側に逃れ、暮らしていた。廃空港の廃航空機に住み着いていたゾンビの青年R(アール)(演:ニコラス・ホルト)はある日、ゾンビとしての食欲に突き動かされて仲間たちと共に街へ出たところ、物資の調達に出ていた人間たちを襲って青年ペリー(演:デイヴ・フランコ)の脳を喰らうが、それがもとで彼の元彼女ジュリー(演:テリーサ・パーマー)に恋をしてしまい、廃航空機へ連れ帰る。
他のゾンビたちからジュリーを救ったり、レコードで音楽を聴いて落ち着くRに彼女も徐々に心を開くなど、2人の関係が次第に特別なものとなるにつれ、Rは人間の心を取り戻してゆく。そして、2人の関係はゾンビの世界と人間の世界に大きな変化をもたらすこととなる。

ウォーム・ボディーズ スタッフ

監督:ジョナサン・レヴィン
脚本:ジョナサン・レヴィン
原作:アイザック・マリオン『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』
製作:デヴィッド・ホバーマン,ブルーナ・パパンドレア,トッド・リーバーマン
製作総指揮:ローリー・ウェブ,コリ・シェパード・スターン,ニコラス・スターン
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集:ナンシー・リチャードソン
音楽:マルコ・ベルトラミ,バック・サンダース
配給:サミット・エンターテインメント

ウォーム・ボディーズ キャスト

ニコラス・ホルト
テリーサ・パーマー
ジョン・マルコヴィッチ
ロブ・コードリー
デイヴ・フランコ
アナリー・ティプトン
コーリー・ハードリクト
ヴィンセント・ルクレール

ウォーム・ボディーズ 予告編

ウォーム・ボディーズ 商品情報