トランスポーター2は、2005年公開のフランス・アメリカ合衆国合作映画。プロの運び屋の活躍を描いたヒット作「トランスポーター」の続編となるアクション作品。時速300kmの激突カー・アクション。史上最強女殺し屋とのセクシー・ガンアクション。ヘリコプター撃墜アクション。ジェットスキー・チェイス・アクション。2008年には続編の『トランスポーター3 アンリミテッド』が公開された。
トランスポーター2 映画批評・評価・考察
トランスポーター2(仏題:Le Transporteur 2, 英題:Transporter 2)
脚本:29点
演技・演出:18点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計80点
強さ、優しさ、面白さ、3点揃いのステイサムのキレッキレのアクションを楽しむエンタメ映画でした。敵方も銃撃戦よりも肉弾戦を好むところなど、チャック・ノリス映画の影響もありそうな展開やシーン。これをリアリティを欠くと思ってしまうのはもったいない。1時間28分の上映時間で濃密に進むストーリーやアクションも良いです。最近の映画、無駄に長いアクション映画が多いので・・・・これくらいが丁度いいんですよ。
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トランスポーター2 あらすじ
アウディ・A8に乗り、時計はオフィチーネ・パネライ、常に濃色の背広を身に纏いネクタイを締めた冷静沈着な男、フランク・マーティン。彼はどんな依頼品でも確実に届けるプロの運び屋として数々の契約を遂行してきた。
彼は運び屋から足を洗う決意でコート・ダジュールからマイアミへやってきた。ある日フランクの噂を聞きつけた連邦麻薬対策委員長ジェファーソン・ビリングスから、休暇に入った正運転手が復帰するまでの間だけ、6歳の息子・ジャックの通学の際の送迎を頼まれる。
ジャックを連れて行った病院で先回りした麻薬カルテルの意を受けた国際テロリスト集団の「医師」と女テロリスト・ローラがいきなり発砲。危機一髪難を逃れて自宅前に着いたが、二人の元に脅迫電話がかかり、子どもの命が惜しければ指定した場所に連れてこいという。脅迫を知らないで失踪した車を見た連邦警察にまで追われることになる。車の外では冷酷なローラが拳銃を構えていて、命令でたどり着いたのはアジトだった。ボスのジャンニは謎の薬品をジャックに注射する。ジャックの両親は危機的状態で、父はフランクが金目当てで誘拐したと疑う。
ジャックは家族の許へ無事帰ったが、正体不明の熱に襲われ、両親も咳が止まらなくなる。フランクがタルコニ警部の協力もあり、注射液の正体を調べ、究極の殺人ウイルスということが判明。アジトにある解毒剤を一つだけ手に入れ、ジャックに注射。父は大統領も参加するという麻薬撲滅サミットに出席する予定で、ジャンニは空気感染によって出席者と大統領を暗殺しようとしていた。会場で次々と倒れていく中、フランクがアジトに現れる。解毒剤をひとつだけの容器として体に入れたジャンニがヘリで逃走するが、フランクはランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスターで追いかけ、離陸した飛行機に乗込む。
トランスポーター2 スタッフ
監督:ルイ・レテリエ
脚本:リュック・ベッソン,ロバート・マーク・ケイメン
製作:リュック・ベッソン,スティーヴ・チャスマン
製作総指揮:テリー・ミラー
音楽:アレクサンドル・アザリア
撮影:ミッチェル・アムンドセン
編集:クリスティーン・ルーカス=ナヴァロ,ヴァンサン・タベロン
製作会社:ヨーロッパ・コープ,20世紀フォックス,TF1 フィルム・プロダクション,Canal+,カレント・エンターテインメント,TPSスター
配給:ヨーロッパ・コープ,20世紀フォックス,アスミック・エース
トランスポーター2 キャスト
フランク・マーティン:ジェイソン・ステイサム
ジャンニ:アレッサンドロ・ガスマン
ローラ:ケイト・ノタ
オードリー・ビリングス:アンバー・ヴァレッタ
ジェファーソン・ビリングス:マシュー・モディーン
ジャック・ビリングス:ハンター・クラリー
タルコニ警部:フランソワ・ベルレアン
ステイプルトン:キース・デイヴィッド
ディミトリ:ジェイソン・フレミング
マックス:シャノン・ブリッグス