トランスポーター イグニションは、2015年公開のフランス・中国合作映画。名前を聞かないこと、契約厳守、依頼品は開けないことを信条に、愛車アウディS8を巧みに駆り時には敵と戦い仕事を遂行するスタイリッシュな運び屋フランク・マーティンを描くアクションシリーズ4作目。本作では父を人質に取られたフランクが、ブロンドの美女3人を運ぶ。前3作で主演したジェイソン・ステイサムに代わり、『The Dinnerlady P.I.M.P.』名義でラッパーとして活躍後「バトルフィールド」などに出演したエド・スクレインが2代目フランク・マーティンを演じる。
トランスポーター イグニション 映画批評・評価・考察
トランスポーター イグニション(仏題: Le Transporteur: Héritage、英題: The Transporter Refueled)
脚本:26点
演技・演出:16点
撮影・美術:18点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計74点
ジェイソン・ステイサムあってのシリーズだったように思える今作。アクション映画としての魅力はあるものの、主人公を含めて魅力的かというとそうでもない。作品全体のクオリティも高く、アクションシーンも素晴らしいのだけども・・・なんというか普通のアクション映画になってしまった感じがします。トランスポーターの独自性が感じられないというか、良い意味でも悪い意味でも今風であり、量産型のアクション映画のひとつになった感じがちょっと残念。
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トランスポーター イグニション あらすじ
ブラックスーツに身を包み、冷静沈着にワケありの依頼品を送り届けるプロの運び屋=トランスポーターには、3つのルールがある。
1、名前を聞かない 2、契約厳守 3、依頼品は開けない。そのいずれかを破ったときは、死。
プロの運び屋フランク・マーティン(エド・スクレイン)のもとに、妖艶な美女アンナから依頼が入る。時間通りにフランクが到着すると、3人の美女が彼の愛車アウディS8に乗り込んだ。そして銃を突き付けられ、人質に取られ猛毒がまわり命の期限が 12 時間に迫った父親の映像を目にする。ルールを侵され怒るフランクだが、アンナたちはフランクの特殊部隊時代のライバルだったカラソフ率いる巨大売春カルテルに命を狙われていた。流儀や使命、命が脅かされている父の間で揺らぎながら、愛車を駆るフランク。そんな彼に、裏切りが待ち受ける……。
トランスポーター イグニション スタッフ
監督:カミーユ・ドゥラマーレ
脚本:リュック・ベッソン,アダム・クーパー,ビル・コラージュ
原案:リュック・ベッソン,ロバート・マーク・ケイメン
製作:マーク・ガオ,リュック・ベッソン
音楽:アレクサンドレ・アザリア
主題歌:日本版主題歌 EXILE SHOKICHI「IGNITION」
撮影:クリストフ・コレッテ
編集:ジュリアン・レイ
製作会社:ヨーロッパ・コープ,カナル+,TF1フィルムズ,TMCチャンネル
配給:レラティビティ・メディア,Newworldmap.svg,ヨーロッパ・コープ,アスミック・エース
トランスポーター イグニション キャスト
フランク・マーティン:エド・スクライン
フランク・シニア:レイ・スティーヴンソン
アンナ:ローン・シャバノル
ジーナ:ガブリエラ・ライト
マリア:タティアナ・パイコヴィッチ
キャオ:ウェンシア・ユー
アルカディ・カラゾフ:ラシャ・ブコヴィッチ
マイッサ:ノエミ・ルノワール
ユーリ:ユーリー・コロコルニコフ
レオ・イマソフ:レン・クドリアヴィツキ
ベクタウィ警部:サミール・ゲスミ
スタニスラス・トゥルギン:アナトール・トーブマン