三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船は、2011年公開のドイツ・フランス・イギリス・アメリカ合衆国合作映画。ダルタニアンと三銃士の活躍を、壮大なVFXを駆使して描くアドベンチャー。「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が、デュマの名作を3D映画化。キャッチコピーは「伝説よりも、ハデにいこうぜ。」。
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 映画批評・評価・考察
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(原題: The Three Musketeers)
脚本:33点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計85点
ポール・W・S・アンダーソン監督作としては、めずらしい古典を扱った映画になりますが、これがとても良く出来ていて配役もとても魅力的になっています。オーランド・ブルームを悪役にしたのも効果的でしたね。ダルタニアンに三銃士のキャスティングもお見事で、個性もありハマリ役にしか見えません。ミラ・ジョヴォヴィッチのミレディも素晴らしいです。峰不二子的な存在感でした。
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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 あらすじ(ネタバレ)
17世紀。まだ若いルイ13世が王位を継承したフランスでは、リシュリュー枢機卿(クリストフ・ヴァルツ)が、権力掌握のために暗躍していた。その頃、ヴェネチアでは三銃士のアトス(マシュー・マクファディン)、ポルトス(レイ・スティーヴンソン)、アラミス(ルーク・エヴァンス)が、アトスの恋人ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の裏切りに会い、ある設計図を奪われる。敵国イギリスのバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)のもとへ向かうミレディ。3年後。憧れの銃士になるために南部の田舎からパリに向かった青年ダルタニアン(ローガン・ラーマン)は、道中、身なりのいい眼帯の男から侮辱を受ける。パリに着くと、三銃士とは知らずにアトス、ポルトス、アラミスに決闘を申し込むが、その直後、眼帯の男に再び遭遇。その男はリシュリューの腹心、ロシュフォール隊長(マッツ・ミケルセン)だった。成り行きから協力して戦い、ロシュフォールと護衛隊兵士たちを打ち負かすダルタニアンと三銃士。そしてダルタニアンは、戦いを見守っていたコンスタンス(ガブリエラ・ワイルド)と出会う。彼女はアンヌ王妃(ジュノー・テンプル)の侍女だった。宮殿で再会する2人。宮殿上空には、ヴェネチアで奪った設計図を基に製造したバッキンガム公の飛行船が浮かび、バッキンガム公とリシュリューによる会談が行われていた。その間、ミレディは王妃のダイヤモンドのネックレスを盗み出す。彼女はリシュリューのために働く二重スパイだった。バッキンガム公の宝物庫に奪ったネックレスを収め、王妃とバッキンガム公の不倫をでっち上げて、戦争に導くことがリシュリューの狙い。王妃の無実を証明するためには、5日後の舞踏会で、国王の前でネックレスを身に着けなければならない。王妃の危機を知ったコンスタンスから助けを求められたダルタニアンは、ネックレスの奪回を決意し、三銃士と共に旅立つ……。
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 スタッフ
監督:ポール・W・S・アンダーソン
脚本:アンドリュー・デイヴィス,アレックス・リトヴァク
原作:アレクサンドル・デュマ・ペール
製作:ポール・W・S・アンダーソン,ジェレミー・ボルト,ロバート・クルツァー
製作総指揮:スティーヴン・マーゴリス,マーティン・モスコウィック
音楽:ポール・ハスリンジャー
撮影:グレン・マクファーソン
編集:アレクサンダー・バーナー
製作会社:コンスタンティン・フィルム,サミット・エンターテインメント,インパクト・ピクチャーズ,NEFプロダクション
配給:コンスタンティン・フィルム,サミット・エンターテインメント,ギャガ/テレビ朝日
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 キャスト
ダルタニアン:ローガン・ラーマン
アトス:マシュー・マクファディン
ポルトス:レイ・スティーヴンソン
アラミス:ルーク・エヴァンズ
ミレディ・ド・ウィンター:ミラ・ジョヴォヴィッチ
バッキンガム公爵:オーランド・ブルーム
リシュリュー枢機卿:クリストフ・ヴァルツ
ロシュフォール:マッツ・ミケルセン
コンスタンス・ボナシュー:ガブリエラ・ワイルド
プランシェ:ジェームズ・コーデン
アンヌ王妃:ジュノー・テンプル
ルイ13世:フレディ・フォックス
ジュサック:カーステン・ノルガード
カリオストロ伯爵:ティル・シュヴァイガー
ダルタニアンの父:デクスター・フレッチャー