ルーキーは、1990年公開のアメリカ合衆国の映画。新人刑事がベテラン刑事とコンビを組んで自動車窃盗団を追いつめてゆく姿を描くポリス・アクション。
ルーキー 映画批評・評価・考察
ルーキー(原題:The Rookie)
脚本:27点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計72点
お坊ちゃん育ちの新米刑事とはみだし者のベテラン刑事がコンビを組み、自動車窃盗団を追い詰めていく姿を描いたポリス・アクション。監督・主演は『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド。共演は『メジャーリーグ』のチャーリー・シーン。
そこそこ見所があるものの、他のイーストウッド監督作品と比較すると凡作に感じてしまう。つまらないわけでもないんですが、もうひとひねりふたひねり欲しいところ。
今作品はAmazonプライムで見ました。
ルーキー あらすじ(ネタバレ)
上流の家庭に生まれながら幼い頃弟をビルの屋上から転落死させてしまった罪の意識に今でも悩み、父に反発して自らを鞭打つがごとくロス市警の警官となったデイヴィッド・アッカーマン(チャーリー・シーン)は、私服刑事を希望して人気薄の自動車盗難課を志願するが、そこでコンビを組まされたのは荒っぽい捜査で有名なベテラン、ニック・パロヴスキー(クリント・イーストウッド)だった。ニックが追っているのは相棒を殺した自動車窃盗団のボス、ストロム(ラウル・ジュリア)。だが、情報を得て捜査を進める彼に対し経験のないデイヴィッドは事あるごとに足でまといになる。そんなデイヴィッドにニックは無言で捜査のイロハを示すのだった。
その頃、ストロムは資金繰りに困り、カジノヘ強盗に入り国外逃亡を企てていた。事前に察知したニックとデイヴイッドはカジノに乗り込むが、あと一歩の所でニックが人質に取られストロム一味の逃走を許してしまう。ストロムはニックの身代金を要求し、警察全体が動き始めるが、自分のミスでニックを捕えられてしまったデイヴィッドは独力でニックの居場所をつきとめようとし、父に頭を下げてその身代金を用意してもらう。
だが、ストロム一味が彼の恋人サラ(ララ・フリン・ボイル)の命を狙っていた。間一髪彼女を助け出したデイヴィッドはストロムらのアジトの自動車工場に乗り込み、ニックを救出、身代金を奪還して逃げたストロムらの後を追って空港へ向かう。空港での死闘の末、2人はストロムらの用意していた小型機を大破させ、ストロムとその情婦リースル(ソニア・ブラガ)を追いつめ殺すことに成功した。
翌日、デイヴィッドが出署してみるとニックは課長に昇進していて横には新しい相棒の女刑事が立っていた。
ルーキー スタッフ
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ボアズ・イェーキン,スコット・スピーゲル
音楽:レニー・ニーハウス
撮影:ジャック・N・グリーン
編集:ジョエル・コックス
配給:ワーナー・ブラザース
ルーキー キャスト
ニック・パロヴスキー:クリント・イーストウッド
デヴィッド・アッカーマン:チャーリー・シーン
ストロム:ラウル・ジュリア
リースル:ソニア・ブラガ
ユージン・アッカーマン:トム・スケリット
サラ:ララ・フリン・ボイル
レイ・ガルシア警部:ペペ・サーナ
ロコ・マルティネス:マルコ・ロドリゲス
パウエル:ハル・ウィリアムズ
ハーゲイト署長:ポール・バトラー
アルフォンス:アンソニー・アレクサンダー
マックス:デヴィッド・シェリル
モラレス:トニー・プラナ
ケン・ブラックウェル:ザンダー・バークレー
フェリックス:ポール・ベン=ヴィクター
クルーズ:ピート・ランダル
ワング:マット・マッケンジー
ランス:ジョエル・ポリス
バーテンダー:ジョーダン・ランド
ローラ・アッカーマン:ドナ・ミッチェル
ロマーノ:アンソニー・チャルノータ
ヘザー・トーレス:ロバータ・ヴァスケス