ミスト 82点

ミスト

ミスト 映画批評・備忘録

スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作とした、2007年のアメリカ合衆国のSFホラー映画。
ラストが鬱になると評判の映画として人気?の今作品、確かにラストには戦慄が走る。監督のフランク・ダラボンはこの映画を撮るために、「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」をヒットさせ念願の今作を撮った。前作の2つは感動作として名高いものの、この作品は真逆の気分で見終わる。そこだけに目が行ってしまうが、別の見どころは、悪魔とも怪獣ともみれるような大型生物が人々を襲ってくること。作中の会話で分かったのは、軍隊の実験で異次元の扉が開いてしまい、未知の生物が現れた。SFならではのとんでも世界は、全体像が見えない事から想像を掻き立てられ、恐怖に怯える人々と同じような気持ちで観客は事態をただただ見守る状況に陥ってしまう。

何が正しくて何が間違いなのか?情報があまりのも無い状況に陥った時の判断と行動を考えさせられる作品でもあった。なんだかウォーキング・デッドに繋がるところありますね~。

ミスト 採点の内訳


脚本:35点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計82点

ミスト タイトル

ミスト(原題:The Mist)

ミスト あらすじ(ネタバレ)

激しい嵐が町を襲った翌朝、湖の畔に住むデヴィッドは自宅の窓やボート小屋が壊れているのを見つける。デヴィッドは補強品などの買い出しのため、8歳の息子ビリーと隣人ブレント・ノートンと共に車で地元のスーパーマーケットへ向かう。店は賑わっていたが、嵐の影響で冷蔵庫以外は停電していた。

すると店外でパトカーや救急車が走り回りサイレンが鳴り始め、さらに鼻血を流したダン・ミラーが店内へ逃げ込んで来て「霧の中に何かがいる」と叫び出す。瞬く間に辺り一面は白い濃霧に包まれ、店は大きな揺れに襲われる。不安に駆られた客たちは、店内へ閉じこもる。

店外に出た人々は次々と、霧の中に潜む「何か」に襲撃されるか行方不明となっていく。夜になると、巨大化した虫のような異次元の怪物が店内に侵入し、犠牲者が続出。店内の人々は、この異常な状況を「新約聖書のヨハネの黙示録」と結びつける狂信者・カーモディが発する言動に徐々にすがるようになっていく。

エスカレートするカーモディとその信者たちの行為を恐れたデヴィッドと一部の生存者たちは、物資をかき集めて店外への脱出を計画する。犠牲者を出しながらもデヴィッドら5人は車に乗り込むが、どれだけ走っても怪物の気配と濃霧は消えない。ついにガソリンも尽き、絶望に苛まれたデヴィッドたちは拳銃自殺を決意するが、5人に対し弾丸は残り4発のみ。デヴィッドは他の4人に弾丸を使い、自らは車外に身体を晒し、怪物に殺される決心をする。

その後怪物が現れたと思い死を覚悟するも霧が晴れていき、そこから軍の戦車と兵士が現れる。絶望するデヴィッドの横を生存者をのせたトラックが通りすぎていく。そこには、自分達が置いてきたスーパーの生き残り達の姿が。悔しさ、そして悲しみのあまり膝をつき泣き崩れるデヴィッド。

そうして物語は幕を閉じる。

ミスト スタッフ

監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング『霧』
製作:フランク・ダラボン,リズ・グロッツァー
製作総指揮:リチャード・サパースタイン,ボブ・ワインスタイン,ハーヴェイ・ワインスタイン
音楽:マーク・アイシャム
撮影:ロン・シュミット
編集:ハンター・M・ヴィア
製作会社:ディメンション・フィルムズ,ダークウッド・プロダクションズ

ミスト キャスト

トーマス・ジェーン
ローリー・ホールデン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
アンドレ・ブラウアー
メリッサ・マクブライド
ジェフリー・デマン
ネイサン・ギャンブル
トビー・ジョーンズ
サム・ウィットワー
アレクサ・ダヴァロス
ウィリアム・サドラー
フランシス・スターンハーゲン
ホアン・ガブリエル・パレハ
クリス・オーウェン
ロバート・C・トレバイラー
ケリー・リンツ
ブライアン・リビー
アミン・ジョセフ
ティファニー・モーガン
バック・テイラー
デイビット・ジェンセン
ジャクソン・ハースト
ロン・クリントン・スミス
キム・ウォール
ドディー・ブラウン
ソニー・フランクス
フリオ・セディーヨ
アンドリュー・スタル
マシュー・グリア

ミスト 予告編

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