エクソシスト 信じる者は、2023年公開のアメリカ合衆国の映画。悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます比類なき恐怖を描く。『エクソシスト』シリーズの第6作であり、『エクソシスト』（1973年）の直接の続編となっている。当初は2020年8月にリブート版として製作される構想だったが、2020年12月にオリジナル映画の直接の続編・次作として再企画された。本作は新たな映画『エクソシスト』三部作の1作目となる予定であり、続編となる『The Exorcist: Deceiver』が2025年4月18日に公開予定となっている。
エクソシスト 信じる者 映画批評・評価・考察
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エクソシスト 信じる者（原題：The Exorcist: Believer）
脚本：35点
演技・演出：17点
撮影・美術：18点
編集：7点
音響・音楽：8点
合計85点
『ゲット・アウト』『M3GAN／ミーガン』をはじめとした異色のヒット作を生み出し、ホラー・スリラー界を牽引し続ける次世代スタジオ・ブラムハウスが新たな恐怖を世に解き放つ。全米が再び震撼! 初登場、驚異のNo.1大ヒット!!吹き荒れる、『エクソシスト』旋風!週末のオープニング成績が26,497,600ドルを突破し、登場1位に!全米と共に公開となったイギリス、メキシコ、スペイン等で1位を獲得するなど、全世界の興行収入は134,774,621ドルに達し、今『エクソシスト』の熱狂が世界を包み込んでいる。
海外で大ヒットするも日本ではパッとしませんでした。理由はキリスト教圏であるかないというのが大きいと思います。今回は子供を救うというところで宗教の壁を越えて共闘するところも大きな見どころとなっています。また、エクソシストのオリジナルキャストであるエレン・バースティンとリンダ・ブレアの出演が大きいと思います。単作としては初代エクソシストの衝撃は越えられていませんが、今作は3部作なので次作以降が楽しみでもあります。
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エクソシスト 信じる者 あらすじ（ネタバレ）
ハイチで写真家のビクター・フィールディングと妊娠中の妻ソレンヌは、ブードゥー教の修行者から祝福を受けて新婚旅行中だったが、大地震が発生した。ソレンヌは重傷を負い、救急隊員はビクターに妻か子供のどちらかを救うかの選択を迫られると告げる。
13年後、ヴィクターはソレンヌの死後、神への信仰を失い、ジョージア州で娘のアンジェラを女手ひとつで育てている。ある日の放課後、アンジェラは交霊会を行うためにバプテスト派の親友キャサリン・ウェストとともに森に入り、アンジェラの母親に連絡を取ろうとします。少女たちは行方不明となり、3日間にわたる捜索が続く。
3日目に少女たちは納屋で発見される。トラウマはあるものの、彼らは足に火傷を負っただけで、比較的正常に見えます。翌日、自宅でアンジェラはヴィクターを襲いけいれんを起こし、一方キャサリンは聖体拝領の秘跡が執り行われる教会の礼拝中に暴発する。ビクターはアンジェラを病院に入院させ、隣人の看護師アンが付き添う。キャサリンの母親ミランダは、少女たちが地獄に行って悪魔を連れ帰ったのではないかと理論を立て始める。
少女たちの状態は悪化する。アンは、修道女候補としての修練院でのアンの経験と極秘の中絶についての知識をビクターから暴露され、アンジェラが憑依されていると確信し、 1973年に娘のリーガンと同様の状況を経験したクリス・マクニールが書いた回想録をビクターに渡す。 クリスはあらゆる文化における悪魔祓いの研究に人生を費やし、その研究で世界的に有名になった。リーガンは回想録の成功により母親と疎遠になり、それ以来会っていない。ビクターはアンジェラを訪ねるクリスと会う。キャサリンの家を訪れたクリスは、キャサリンの救出の儀式を行うが、キャサリンはクリスの目を十字架で刺し、失明させてしまう。
ビクター、ミランダ、アン、キャサリンの父トニーは教会に悪魔祓いを依頼します。クリスはビクターに、あらゆる異なる文化の手法を活用するようアドバイスし、グループは地元の司祭であるマドックス神父の助けを求めます。ドン・レヴァンス、ウェスト家のバプテスト牧師。スチュアート、ペンテコステ派の説教者。そしてルートワークヒーラーのビーハイブ博士。このグループはエキュメニカルな悪魔祓いを計画しているが、地元のカトリック 教区は子供たちが精神疾患に苦しんでいると考え、マドックスさんの参加を禁じている。
グループが悪魔祓いを進める中、少女たちは椅子に縛り付けられている。アンは聖ベネディクトのメダルが刻まれた十字架を使って悪魔と戦います。悪魔は、ビクターが13年前にアンジェラを生かしておくことを選択しなかったことを明らかにします。彼はソレンヌを選びましたが、彼女は怪我がもとで亡くなりました。子供たちに聖水が注がれている間、アンが聖書のエゼキエル書16章を読んでいると、悪魔が金切り声を上げ始めました。
悪魔は、どちらの女の子が生きて、どちらが死ぬかを選択する必要があり、選択が行われない場合は、両方とも殺されると言います。ミランダとビクターはお互いの子供を見捨てることを拒否しますが、心変わりしたマドックスはグループに戻ります。マドックスはローマの儀式を読むが、悪魔が念力で首を折って殺してしまうだけだった。ビクターは信仰を取り戻し、子供の頃に学んだ主の祈りを祈り始めます。ヴィクターがアンジェラに謝罪し、ソレンヌのスカーフを使って悪魔に対して彼女を強化しようとすると、トニーはキャサリンを救うことを選択したと叫び、アンジェラは平然とします。
突然、キャサリンは別の領域で目を覚まし、悪魔が彼女を「選択」し、選ばれた人が死ぬことになることを明らかにしたとき、両親を求めて叫びます。悪魔はキャサリンを地獄に引きずり込みますが、アンジェラは息を吹き始めます。ミランダとトニーがキャサリンの蘇生に失敗したため警察が到着する一方、ビクターは涙ながらに娘と再会する。
その余波でアンジェラは学校に戻り、ミランダとトニーは悲しみに暮れ、ヴィクターはソレンヌの墓を訪れる。病院でクリスはリーガンと再会し、リーガンは母親を許します。
エクソシスト 信じる者 スタッフ
監督：デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本：ピーター・サットラー,デヴィッド・ゴードン・グリーン
原案：スコット・ティームズ,ダニー・マクブライド,デヴィッド・ゴードン・グリーン
原作：キャラクター創造 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
製作：ジェイソン・ブラム,デヴィッド・ロビンソン,ジェームズ・G・ロビンソン
製作総指揮：ダニー・マクブライド,デヴィッド・ゴードン・グリーン,ステファニー・アレイン,ライアン・テュレック,アティラ・ユーサー,クーパー・サミュエルソン,クリストファー・H・ワーナー
音楽：デヴィッド・ウィンゴ,アマン・アッバシ
撮影：マイケル・シモンズ
編集：ティモシー・アルヴァーソン
製作会社：ブラムハウス・プロダクションズ,モーガン・クリーク・エンターテイメント
配給：ユニバーサル・ピクチャーズ,東宝東和
エクソシスト 信じる者 キャスト
ヴィクター・フィールディング：レスリー・オドム・Jr
アンジェラの父親。
アンジェラ・フィールディング：リディア・ジュエット
ヴィクターの娘。
キャサリン：オリヴィア・オニール
ミランダとトニーの娘。
ミランダ：ジェニファー・ネトルズ
キャサリンの母親。
トニー：ノーバート・レオ・バッツ
キャサリンの父親。
ドン・レヴァンス牧師：ラファエル・スバージ
バプテスト派の牧師であり、キャサリンの両親の親しい友人。
ビーハイブ：オクウィ・オクポクワシリ
医師。
アン：アン・ダウド
元修道女の看護師。
クリス・マクニール：エレン・バースティン
元女優で作家のリーガン・マクニールの母親。
パズズ：ネディム・ヤヒッチ（声）
かつてリーガンに取り憑いていた悪魔。
リーガン・マクニール：リンダ・ブレア
かつて悪魔に取り憑かれた経験があるクリスの娘。
ソレーヌ・フィールディング：トレイシー・グレイヴス
ヴィクターの妻で、アンジェラの母親。
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