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ターミネーター:ニュー・フェイト|ジェームズ・キャメロン完全復活!『T2』の正統な続編!人類の新たな運命を見届けよ。

ターミネーター:ニュー・フェイト
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ターミネーター:ニュー・フェイトは、2019年公開のアメリカ合衆国の映画。ジェームズ・キャメロン完全復活!『T2』の正統な続編!人類の新たな運命を見届けよ。 メキシコシティの自動車工場で働く女性ダニーは、ある日突然、未来から来たターミネーター“REV-9”に襲われる。ダニーを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士、グレース。彼女の並外れた戦闘能力により、REV-9を撃退するが、決して死なないその最新型ターミネーターは、再び彼女たちに襲い掛かる。そんな中、必死に逃げ惑う2人を救ったのは、人類の未来のためにターミネーターと戦い続ける戦士、サラ・コナーだった――。「ターミネーター」シリーズの第6作目にして『ターミネーター2』(1991年)の続編であり、『ターミネーター3』(2003年)、『ターミネーター4』(2009年)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年)、TVドラマ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』などとは別の時間軸が舞台となっている。主演はリンダ・ハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガーで、それぞれサラ・コナーとT-800(ターミネーター)を演じ、23年ぶりの再会を果たしている。

ターミネーター:ニュー・フェイト 映画批評・評価・考察


ターミネーター:ニュー・フェイト(原題 Terminator: Dark Fate)

脚本:35点
演技・演出:18点
撮影・美術:19点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計89点

まず、邦画タイトルが原題のダーク・フェイトから意味が異なるニュー・フェイトになっているのが気になります。『暗い、闇、暗黒、の運命』と『新しい運命』では意味合いが違い過ぎます。希望に満ちて終わったT2のその後の話で、ジョン・コナーの末路が悲劇的だったことを暗示する原題タイトルと、安直な新しいストーリーみたいなタイトルなのはどうなのかな?と思ってしまいます。
製作にキャメロンが復帰したことで、かなり引き締まった内容の作品に仕上がっていますし、細かい描写は”さすが”だと思います。ただ、今作品、製作費に対し興行収益が見合わず、3部作が予定されているにも関わらず前途多難な状況です。キャストや演出は申し分なく迫力満点の映画に仕上がっていますし、サラ・コナーを演じるリンダ・ハミルトンは演じる度にキャラの掘り下げがすごくあってとても魅力的ですので、なんとか続編を製作してほしいところです。

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ターミネーター:ニュー・フェイト あらすじ(ネタバレ)

1998年、スカイネット誕生を阻止し、審判の日を回避させたサラ・コナーとその息子ジョン・コナーは、リビングストンにあるビーチを訪れていた。しかし、突如T-800が目の前に現れ、サラには見向きもせず、ジョンを抹殺する。スカイネットはジョンを抹殺するためT-1000の他にもT-800を送り込んでいたのだった。T-800はそのままビーチを後にする。

2020年。メキシコに住むダニーは、弟のディエゴと共に勤務先の工場に出勤していたが、そこに彼らの父に擬態したRev-9が現れる。間一髪で駆けつけたグレースに助けられ、3人で逃亡を図るも、Rev-9の執拗な追跡が続き、ディエゴは事故で死亡してしまう。2体に分かれたRev-9はグレースとダニーを挟み撃ちにし、絶体絶命かと思われた時、サラが現れRev-9を一時的に無力化する。サラは呆然とする2人に「すぐに戻る(I’ll be back.)」と言い残し、Rev-9を追って橋の下へと降りていった。その隙にグレースはサラの車にダニーを乗せ、サラを置き去りにし現場から立ち去った。車中でダニーに対して、父親が既に抹殺されていることを告げる。

逃亡の最中グレースは強化の副作用で瀕死の状態に陥ってしまう。薬局を訪れたダニーとグレースは、駆けつけて来たサラと合流し2人はサラの隠れ家へ連れて行かれた。そこでサラはグレースを治療し、目が覚めたグレースとお互いの情報を共有する。サラはこれまでの戦い、ジョンの死、そして何者からか送られてくるメールの情報通りに現れるターミネーターを狩り続け、今回のメールでグレースの出現を知ったことなどを明かした。グレースはダニーを守るために送り込まれて来た強化人間であること、反乱を起こした存在がAI「リージョン」であることを2人に伝える。サラは話をまとめ、ダニーは自分と同じく「抵抗軍の指導者の母親となる存在」であると推測し、協力を約束する。

グレースが司令官から教えられていた協力者とサラへのメールの送り主が同一人物であることを知った3人は、アメリカへの入国を決意。ダニーの叔父の協力を得て国境を越え、Rev-9を危機一髪で退けた3人は、ヘリコプターでメールの発信源とされるテキサス州ラレドへ向かう。そこで3人が出会ったのは、かつてジョンを抹殺したT-800だった。T-800は3人に対し、自分について詳しく語った。「カール」と名乗り、家族を得たことにより良心が芽生え、ジョンを殺したことに対する後悔と自責の念から、自らが感知したタイムスリップの予兆をサラに伝えることで、彼女に生きる目的を与えようとしていたのだった。そして一行はキル・ボックス(罠箱)で待ち構えRev-9の破壊を決意する。

Rev-9を破壊すべく、サラの旧知である米軍少佐と接触しEMPを入手するが、そこへRev-9がヘリコプターで強襲、一行は輸送機で上空へと逃れるが、EMPが破壊されてしまいRev-9を止める有効打を失ってしまった。それでも困難に立ち向かおうとするダニーに対し、グレースは抵抗軍の指導者になるのはダニー自身であり、リージョンの反乱によって孤児となった自分を助けてくれたのも彼女であると真実を明かした。その直後空中給油機を奪取したRev-9に追いつかれ、衝突の末に2機はダムに墜落する。

直前にハンヴィーで脱出し、水力発電所のタービン室まで逃れたダニーたちは、この場所をキル・ボックスと定めた。Rev-9と激しい戦闘の末にグレースは重傷を負い、T-800も機能を停止する。満身創痍となりながらもダニーを抹殺しようとするRev-9を前に、瀕死となったグレースは自らの動力源「パワーパック」を武器として用いることを提案し、拒絶するダニーを説き伏せてパックを摘出させて息絶えた。大切な人々を失ってしまったダニーは怒り狂いRev-9へ挑むが一蹴され窮地に追い込まれてしまう。絶体絶命の中、再起動したT-800の助力でダニーはRev-9の頭蓋骨格にパワーパックを突き刺し、T-800はRev-9を引きずり発電所のピットへと落下し、「ジョンのために」と言い残し互いに機能を停止した。

ターミネーター:ニュー・フェイト スタッフ

監督:ティム・ミラー
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー,ジャスティン・ロードス,ビリー・レイ
原案:ジェームズ・キャメロン,ジャスティン・ロードス,ジョシュ・フリードマン,デヴィッド・S・ゴイヤー,チャールズ・H・イグリー
製作:ジェームズ・キャメロン,デヴィッド・エリソン
製作総指揮:ジェームズ・キャメロン
音楽:ジャンキーXL
撮影:ケン・セング
編集:ジェームズ・キャメロン,デヴィッド・エリソン,ティム・ミラー,ジュリアン・クラーク
製作会社:パラマウント・ピクチャーズ,20世紀フォックス,スカイダンス・メディア,ライトストーム・エンターテインメント,テンセント・ピクチャーズ,TSGエンターテインメント
配給:パラマウント・ピクチャーズ,20世紀フォックス,ウォルト・ディズニー・ジャパン

ターミネーター:ニュー・フェイト キャスト

サラ・コナー:リンダ・ハミルトン
スタント&若きサラのボディダブル:マディ・カーリー
T-800 / カール:アーノルド・シュワルツェネッガー
過去のT-800のボディダブル:ブレット・アザー
グレース:マッケンジー・デイヴィス
10歳のグレース:ステファニー・ギル
ダニー・ラモス:ナタリア・レイエス
ガブリエル / Rev-9(レヴ-ナイン):ガブリエル・ルナ
ディエゴ・ラモス:ディエゴ・ボネータ
フィリペ・ガンダル:トリスタン・ウヨア
ヴィセンテ:エンリケ・アルセ
ジョン・コナー:エドワード・ファーロング
若きジョンの声:アーロン・クニッツ
若きジョンのボディダブル:ジュード・コリー

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