ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録は、2017年製作のアメリカ合衆国・日本合作映画。日本を舞台にしたハリウッドホラー作品。日本旅行へやって来たアメリカ人大学生たち。彼らは旅の途中、森の奥にある寺へ立ち寄る。しかしそれは恐怖の始まりだった…。『テッド』シリーズ、『ベッドタイム・ストーリー』など、数々のメジャースタジオ作品で撮影監督を務めてきたマイケル・バレット初監督作品!脚本は、『サプライズ』『ザ・ゲスト』と2作続けて、トロントなど世界中の映画祭から賞賛を浴びたサイモン・バレット!
ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録 映画批評・評価・考察
ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録(原題:TEMPLE)
脚本:6点
演技・演出:12点
撮影・美術:15点
編集:4点
音響・音楽:2点
合計39点
映像は美しいのに音響が調整できていないので、セリフが聞き取り難い。怪談のような空気感はとても良くてゾクゾクする寒気を感じます。それなのに、それなのに、それなのに、、、、なぜだ。
脚本は破綻していて、結局、複線を回収することなく意味不明な終わり方。
特にラストシーンなんかは、観客、置いてけぼりパターン。ええええええええなんだろうな。
これって、ジャパニーズホラーを外国人が見たときに演出や脚本が意味不明に見えるからなのかもしれないと思ってしまった。外国人の手によるジャパニーズホラーだからこういうテイストになったんだと無理やり納得してしまった。
クライマックス以外は良くできてるんだけど、なんか勿体ない感じでした。
ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録 あらすじ(ネタバレ)
日本の病院。
教授と彼の通訳、そして負傷した包帯男。どちらも、答えられない質問をお互いにします。教授がビデオテープを再生すると、包帯男は負傷する前にフラッシュバックする。
比較宗教学を勉強している大学生のケイトは、兄を亡くしたことから立ち直った友人のクリスを、地元の寺院を勉強するつもりで日本への旅行に招待した。ケイトのボーイフレンドであるジェームスは、ケイトとクリスが子供の頃からプラトニックな友達であったことに驚いたが、彼は彼らの関係に嫉妬していないと言っている。日本語を話すクリスは、日本に到着するとグループの通訳する。観光をした後、本屋に立ち寄った。ケイトは日本の民間伝承の本を見つけ、そこに描かれている寺院に興味をそそられた。クリスがその本を購入しようとすると、所有者は突然それを販売することを拒否し、彼女の店を閉めた。混乱して、3人は彼らのホテルに戻った。その夜遅く、クリスとジェームスはクラブを訪れた。そこでクリスはジェームスが他の女性とキスして踊るのを見た。
クラブを出ると、クリスは本屋に戻り、そこで働いていると主張する少年、セイタに出くわした。セイタが彼に民間伝承の本を売った後、クリスは何かが追いかけてきていると感じて、いくつかの奇妙な出会いを経験した。バーで、本に描かれている寺院が近くにあるが、幽霊が出ると噂されていると男性が彼に話し、バーテンダーは彼に寺院の近くの村への道順を教える。彼らは近づかないように警告したが、クリスはその本をケイトに提示した。ケイトはそれを訪れることに興奮した。ジェームスはあまり熱心ではなかった。彼らは最初、彼らと話をする村人を見つけるのに苦労したが、盲目の寺院への旅行から戻って、視力を持っていたと主張するヒトシという名前の男性のことを彼らに話した。三人は最初、話を笑い飛ばしていた。
クリスは彼らを旅館の部屋に連れて行き、そこで再びセイタに出くわす。村に住んでいると言うセイタは、翌日、彼らを寺院に連れて行くことを申し出る。同意した後、クリスは目の見えない男を見た。彼は自分をヒトシだと認識し、50年前に何人かの子供が行方不明になったと明かした。村人たちは寺院で僧侶を見つけ、彼の話を信じずに彼を殺した。その夜、クリスはケイトとジェームスが自分の部屋の外で誰かを見たと確信するまでセックスをしているのを見ていた。ジェームスは、クリスが引き起こした騒動と、クリスが明らかに彼らを盗撮していることの両方に悩まされていた。翌日、セイタは彼らを寺院に案内する。途中で、ジェームスが探検したい廃鉱山を見つけた。彼らが暗くなる前に寺院に着くことができるように、彼はしぶしぶそれを去る。
セイタは到着後すぐに家に帰る。寺院はの彫像によって守られているきつね、伝説のキツネの怪物。ジェームスは寺院に失望したが、ケイトにそれを探検させることに同意する。近くの墓地を調べているときに森の中の何かに驚かされた後、彼女はここから去ることに同意した。彼らができる前に、手は木の床を通してクリスを引っ張りだした、そして、彼は骨折した。ジェームスは添え木を作り、朝助けを求めて町に戻ることを約束する。しかし、ジェームスがクリスとケイトの間の会話を耳にしたとき、彼女はジェームズに言わずに中絶をしたとほのめかした、彼はすぐに去った。クリスとケイトはが一緒に寄り添っていたところ、ジェームスが遠くで叫び声をあげたのをケイトが聞く。
キツネの怪物はジェームスを追いかける。彼の叫びに続いて、ケイトは鉱山に戻るが、彼は傷つき、目が見えない。彼女が逃げるとき、鉱山の入り口が崩壊し、閉じ込められた。同時に、行方不明の子供たちは寺院でクリスを攻撃する。
現在。
教授がクリスであると信じている包帯男は、クリスのカメラからの証拠にもかかわらず、ケイトとジェームスを殺したことを否定している。包帯を巻いた男は、セイタが一緒にいることを否定すると激怒し、通訳をペンで刺し、部屋から逃げた。
ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録 スタッフ
監督:マイケル・バレット
製作:マイク・マキャリ,ニール・エデルスタイン,エリック・バセット,江川信也
製作総指揮:高木勝裕,北崎広実,レイン・シスン
脚本:サイモン・バレット
撮影:コーリー・ジェリアク
特殊メイク:江川悦子
編集:ショーン・バジャ,マイカ・スチュアート
音楽:エドマンド・バット
配給:スクリーンメディアフィルム
ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録 キャスト
クリス:ローガン・ハフマン
ケイト:ナタリア・ワーナー
ジェームス:ブランドン・タイラー・スクリナー
セイタ:田澤大和
リョウ教授:竹中直人
カズノリ・イットク:内田朝陽
バーテンダー:マキタスポーツ
バーの客:古舘寛治
婦人警官:黒川芽以