スポンサーリンク

テイキング・ライブス|FBI特別捜査官の女性が、次々と被害者自身に成りすましながら生きていく連続殺人犯を追うサスペンス。

テイキング・ライブス
この記事は約3分で読めます。

テイキング・ライブスは、2004年公開のアメリカ合衆国の映画。FBI特別捜査官の女性が、次々と被害者自身に成りすましながら生きていく連続殺人犯を追うサスペンス。原作はマイケル・パイの1999年の小説『人生を盗む男』。

テイキング・ライブス 映画批評・評価・考察


テイキング・ライブス(原題:Taking Lives)

脚本:29点
演技・演出:15点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計74点

サスペンスドラマとしては、それなりに良くできた作品で、主演のアンジェリーナ・ジョリーはハマリ役です。問題なのはイーサン・ホークで、レビューでよく指摘されているとおり役柄と合っておらずミスキャストと言われても仕方ないです。ただ、彼は他の映画でもイーサン・ホークじゃなくても?と思うような役柄も多いので、オファーがあれば何でも受けるタイプの俳優なのかもしれません。あえてイーサン・ホークに軽薄さを求めたのは、意外性を狙ったのかもしれませんが、そう捉えられたら良いのですが、変に強調された演出がどうもいまひとつなのがちょっと残念かな。


今作品はAmazonプライムで見ました。
amazonプライム・ビデオ

テイキング・ライブス あらすじ(ネタバレ)

1983年、カナダ。マーティン・アッシャーという名の少年が、交通事故で死んだというニュースが流れる。そして現在。ある工事現場で白骨化の進んだ死体が発見され、猟奇殺人の匂いを感じたモントリオール警察のレクレア(チェッキー・カリョ)は、FBIに捜査協力を要請。単身で乗り込んできた特別捜査官の女性イリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)は、殺人犯像を分析するプロファイルの天才。パーケット(オリヴィエ・マルティネス)、デュヴァル(ジャン=ユーグ・アングラード)という2人の刑事と行動を共にしつつ、誰も気づかなかった点から犯人像を浮かび上がらせていく。

そんな矢先、次の殺人事件が起こる。目撃者の男コスタ(イーサン・ホーク)に、イリアナは尋問。一方、死んだはずの息子を目撃したと、老婦人アッシャー夫人(ジーナ・ローランズ)が警察に届け出る。イリアナの推理と捜査によって、マーティン・アッシャーが生きていることが確実となる。彼は自分の死を偽装するため、最初の被害者に成りすまし、以降それを繰り返しているのだ。そしてその人生に飽きたら、次の獲物を探す。

イリアナの直感は彼が近くにいると告げていたが、一方、彼女はコスタに惹かれ始めており、2人は肉体関係を持ってしまう。だがそのあと、コスタがアッシャー夫人を殺害したことから、彼がマーティンだと判明。殺人犯と私的関係を持ったイリアナは責められ、FBIを解雇となる。

7カ月後。コスタとの子供を妊娠したイリアナは田舎で一人暮らししていたが、そこにコスタが現われ、襲いかかる。しかしイリアナの妊娠は、彼を逮捕するためにFBIが仕組んだ狂言だった。そしてコスタはイリアナに胸をハサミで刺されて息絶えるのだった。

テイキング・ライブス スタッフ

監督:D・J・カルーソー
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ
原作:マイケル・パイ『人生を盗む男』
製作:マーク・キャントン,バーニー・ゴールドマン
製作総指揮:ブルース・バーマン,デヴィッド・ハイマン,ダナ・ゴールドバーグ
音楽:フィリップ・グラス
撮影:アミール・M・モクリ
編集:アン・V・コーテス
配給:ワーナー・ブラザース

テイキング・ライブス キャスト

イリアナ・スコット捜査官:アンジェリーナ・ジョリー
ジェームズ・コスタ:イーサン・ホーク
ハート:キーファー・サザーランド
アッシャー夫人:ジーナ・ローランズ
パーケット:オリヴィエ・マルティネス
ルクレア:チェッキー・カリョ
デュヴァル:ジャン=ユーグ・アングラード
少年時代のマーティン:ポール・ダノ

テイキング・ライブス 予告編・無料動画


amazonプライム・ビデオ