志賀 勝(しが まさる、1942年〈昭和17年〉1月13日 – 2020年〈令和2年〉4月3日)は、日本の俳優・歌手・タレント。京都府京都市出身。東映俳優センター、RIKIプロジェクト、ケイズファクトリーを経て、最終所属はウォークオン(制作プロダクションおよび広告代理店)に業務提携の形で籍を置いていた。
京都府京都市出身。本名は亀山勝彦(かめやま・かつひこ)。父親は東映時代劇で活躍した加賀邦男。兄は俳優・亀山達也。平安高等学校卒業。1960年に東映京都に入社。
東映京都撮影所の大部屋俳優出身であり、下積み時代は時代劇やヤクザ映画の斬られ役などが主だった。後にピラニア軍団として売り出す室田日出男・川谷拓三・岩尾正隆らと『仁義なき戦い』シリーズに出演。
ピラニア軍団の創立メンバーとしても知られ、1970年代後半からはピラニア軍団の一員として映画出演のほか、テレビ番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』にレギュラー出演し、凶悪なイメージを逆手に取ったコミカルな個性で広く知られるようになった。
1980年のテレビドラマ『大激闘マッドポリス’80』と『特命刑事』では、刑事役でレギュラー出演。以降もバラエティ番組・テレビドラマ・CMなどに出演する一方、歌手活動も展開しており、シングルEP『情(なさけ)』や『女』などを発表している。
2020年4月3日午後8時14分、拡張型心筋症のため京都市の病院で死去。78歳没。 亡くなる10年前から、心臓を悪くしたり、脳梗塞で倒れたり入退院を繰り返していた事が明かされた。