加東大介

ロマンス

浮雲|巨匠・成瀬巳喜男監督が男と女の宿命的な愛と悲劇を描いた代表作。

浮雲(うきぐも)は、1955年公開の日本映画。戦後の復興のなかで時代に取り残されていく男女の諦念と堕落した愛を描く。巨匠・成瀬巳喜男監督が男と女の宿命的な愛と悲劇を描いた代表作。高峰秀子、森雅之共演。
時代劇

用心棒|関八州の無法地帯に血の雨降らす。居合抜きの名人がやって来た!

用心棒は、1961年公開の日本映画。桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語。1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。本作品は刀の斬殺音や残酷な描写を取り入れるなど、従来の時代劇映画の形式を覆して後の作品に大きな影響を与え、1964年にはセルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で非公式にリメイクされている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
ヒューマンドラマ

秋刀魚の味|老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、小津安二郎の遺作。

秋刀魚の味は、1962年公開の日本映画。娘の縁談がまとまり娘が嫁ぐ日、父は孤独な後ろ姿を見せるのだった。老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、偉大なる映像作家・小津安二郎の遺作。これまでに小津安二郎が一貫して描いてきた、妻に先立たれた初老の父親と婚期を迎えた娘との関わりが、娘を嫁がせた父親の「老い」と「孤独」というテーマと共に描かれている。また、笠智衆演じる父親と中村伸郎、北竜二演じる友人たちとの応酬が喜劇味を加えている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。