愛のコリーダ|大島渚監督、最大の問題作。阿部定事件に挑み”世界のオーシマ”へ アートかエロスか?裁判にまで発展したその答えはいかに ─
愛のコリーダは、1976年公開の日本・フランス合作映画。昭和11年に起きた“阿部定事件”を題材にした作品で、セックス表現が日本では十分に撮影できないとのことで、脚本・監督の大島渚が、フランスのアナトール・ドーマンの協力を得て、撮影は日本で行ない、フランスで編集するという新システムで完成させた。制作プロダクションのノートによると、『本作は日本初のハードコア・ポルノとしてセンセーショナルな風評を呼んだ』としている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。