ユルゲン・プロホノフ(Jurgen Prochnow, 1941年6月10日 – )は、ドイツ・ベルリン出身の俳優。
1960年代後半から自主制作映画を中心に活躍をはじめ、1975年の『カタリーナ・ブルームの失われた名誉』、1978年『地獄のライトスタッフ』、1981年『U・ボート』のヒットで知名度をあげた。
1984年『ベルリンは夜』、『砂の惑星』などで抑制のきいた静かなキャラクターを演じる。また当初アーノルド・シュワルツェネッガーが主演し世界的ヒットを記録した『ターミネーター』シリーズのターミネーター役の候補にも推されたこともある。1997年『エア・フォースワン』ではペーターゼン監督に久々に起用され、特別出演的な役回りで登場した。近年も作品にスパイス味を利かせる貴重な存在として起用されている。2006年、カルト的支持を得た怪作『シュワルツェネッガーが行く!』ではシュワルツェネッガー役を、本人そっくりな動作と役作りで演じた。