ブルース・サーティース(Bruce Mohr Powell Surtees, 1937年7月23日 – 2012年2月23日)は、アメリカ合衆国ロサンゼルス出身の撮影監督。
父は『悪人と美女(白黒)』『キング・ソロモン』『ベン・ハー』でアカデミー撮影賞を受賞している撮影監督のロバート・サーティース。
1960年代、ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド出演の『マンハッタン無宿』『真昼の死闘』などで撮影助手のクレジットがある。
1971年『白い肌の異常な夜』で撮影監督デビュー。同年『ダーティハリー』で一躍脚光を浴びる。1970年から1980年代にかけて、クリント・イーストウッドが出演した西部劇を数多く手がけた撮影監督として有名である。彼の撮影スタイルはセルジオ・レオーネ監督の「ドル箱三部作」と比較される。
1974年、ボブ・フォッシー監督の『レニー・ブルース』でアカデミー賞撮影賞ノミネート。2012年、糖尿病による合併症により亡くなった。