フランカ・ポテンテ(Franka Potente、1974年7月22日 – )は、ドイツ出身の女優。父親は教師。「ポテンテ」というイタリア風の名字は、19世紀にシチリアからドイツに移住した屋根ふき職人の先祖に由来する。ミュンヘンの演劇学校やニューヨークのリー・ストラスバーグ演劇学校で演技を学んだ。
1998年、トム・ティクヴァ監督の『ラン・ローラ・ラン』のヒットで世界的に知られるようになった。2001年の『ブロウ』からはアメリカ映画にも出演し、『ボーン・アイデンティティー』ではマット・デイモン演じる主人公の恋人役に抜擢された。2007年にはエリック・バナと共演したオーストラリア映画『ディア マイ ファーザー』、2008年にはスティーヴン・ソダーバーグ監督、ベニチオ・デル・トロ主演の『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』に出演。執筆業にも興味を示し、2010年には日本を題材とした短編小説集”zehn”を上梓。
『ラン・ローラ・ラン』のティクヴァ監督と交際していたが2002年に別れている。その後、『Try Seventeen』(2002年)で共演したイライジャ・ウッドと短期間交際している。2008年に、Dioと呼ばれる36歳のビジネスマンと婚約した。彼はヨーロッパに住むアメリカ人で、二人はアムステルダムで出会った。2012年にパートナーである俳優デレク・リチャードソンとの間に女児が誕生。同年にリチャードソンと結婚。ドイツ語の他に、英語とイタリア語も話す。