ビビ・ニューワース

ベアトリス・”ビビ”・ニューワース(Beatrice “Bebe” Neuwirth、1958年12月31日 – )は、アメリカ合衆国・ニュージャージー州プリンストン出身の女優。

数学者の父・リーと芸術家の母・アンの長女として生まれた。幼少の頃からダンスに長じ、高校卒業後ジュリアード音楽院に通う。その後ミュージカル女優として頭角をあらわし、1980年の『コーラス・ライン』でブロードウェイデビューを果たした。

1986年から1993年までは、テレビの人気シットコムシリーズ『チアーズ』でリリス役を演じ、1990年と1993年の二度にわたってエミー賞コメディー部門の助演女優賞を受賞、これが出世作となる。その後ブロードウェイに戻り、1994年にリバイバル版『スイートチャリティー』のニッキー役でトニー賞ミュージカル部門の助演女優賞を受賞、1997年にはリバイバル版『シカゴ』のヴァルマ・ケリー役でトニー賞ミュージカル部門の主演女優賞を受賞、大舞台女優の座を不動のものとした。2014年から2019年までは、テレビシリーズの『マダム・セクレタリー』では自身としても最長のテレビシリーズ出演となり主人公を支えるナディーン役で鉄壁かつ優しく機転効くスーパーウーマンとして活躍。