ズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel, 1980年1月17日 – )は、アメリカ合衆国の女優、歌手。
「ゾーイ・デシャネル」とも表記される。彼女自身の発音もゾウイー(/ˈzoʊi/)である。父親は『ライトスタッフ』、『ナチュラル』、『パッション』などでアカデミー撮影賞にノミネートされたキャレブ・デシャネル。
舞台で経験を積んだ後、1999年に『マムフォード先生』で映画デビューを果たす。翌年には『あの頃ペニー・レインと』に主人公の姉役で出演。この作品が注目を浴びたことから、デシャネルへの評価も高まった。2003年公開の『All the Real Girls』でマール・デル・プラタ国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。
インディペンデント映画にも積極的に出演しており、今、最も活躍している若手女優の1人である。
また、ピアノやウクレレを弾き、映画の中で歌ったこともあるが、2006年にシンガーソングライターのM・ウォードとシー&ヒムを結成して本格的に音楽活動を開始。2008年3月18日にデビューアルバム『ヴォリューム・ワン』をリリース。ボーカルの他にも作曲、編曲、ウクレレやオルガンを演奏し、女優業と共にミュージシャンの活動も継続して行っている。
2014年3月ごろ、ズーイーが赤いランドセルを背負った写真が出回り、若い人たちの間でもランドセルを身に着けることの流行のきっかけの一つとなった。