ジョン・クリストファー・ライリー(John Christopher Reilly, 1965年5月24日 – )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の俳優。
父親はアイルランド系、母親はリトアニア系で6人兄弟の5番目。8歳からアマチュアの舞台に立っていた。グッドマン・スクール・オブ・ドラマで学んだ後、ステッペンウルフ・シアター・カンパニーのメンバーとなる。
映画デビューは1989年の『カジュアリティーズ』で、以来脇役として多くの話題作に出演。特にポール・トーマス・アンダーソン監督作品の常連として知られている。
『シカゴ』(2002年)では歌声も披露した。この役を得るために、歌っている姿を自分でビデオに撮って監督のロブ・マーシャルに送ったという。この作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
舞台にも出演しており、フィリップ・シーモア・ホフマンとの2人舞台『True West』は高い評価を得てトニー賞にもノミネートされた。2005年にはテネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』にスタンリー役で出演した。