ジョン・フランケンハイマー(John Frankenheimer、本名: John Michael Frankenheimer、1930年2月19日 – 2002年7月6日)は、アメリカ合衆国の映画監督。
1930年、ニューヨーク州ロングアイランドにて、ドイツ出身のユダヤ系の父親とアイルランド系の母親の間に生まれる。1951年にマサチューセッツ州にある大学を卒業。
アメリカ空軍の映画班で記録映画を撮った後、テレビ界入りし、1957年に映画界に進出する。ドキュメンタリー・タッチで、男っぽい骨太な作風などが評価された。バート・ランカスター主演の硬骨な主人公を描いた社会的な作品、及び政治的な題材を採り上げたサスペンス作品の評価が高いが、豪快なアクション物等娯楽作品も得意とした。F1グランプリのモータースポーツを採り上げた『グラン・プリ』ではレース・チームのオーナー役に三船敏郎を起用した。後の『最後のサムライ ザ・チャレンジ』でも三船や中村敦夫などを起用し、日本未公開だが2016年にカナザワ映画祭2016で上映された。晩年は主にテレビ映画で活躍しエミー賞を数回受賞している。2002年、脊髄手術の合併症により死去。