クリス・マークエット(Chris Marquette, 1984年10月3日 – )は、アメリカ合衆国の俳優、声優である。
1984年、フロリダ州スチュアート生まれ。父親は原子力工学のエンジニア。子役としてキャリアをスタートさせ、1993年にコマーシャルへ出演してテレビデビューを飾る。1995年の11歳の時にテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』へ出演。同年ミラ・ソルヴィーノ主演の『スウィート・ナッシング』で映画デビューも果たした。それ以降、コマーシャルやテレビドラマの脇役などでコンスタントに役者としてのキャリアを築き、2000年代に入ると『おとぼけスティーブンス一家』や『ER緊急救命室』など数多くの話題のドラマへも出演する。
映画においてもエミール・ハーシュ主演のコメディ『ガール・ネクスト・ドア』でのハーシュの同級生役や、『ファンボーイズ』におけるオタクな学生役などを演じて徐々に知名度も上昇。声優としても『ハムナプトラ』のアニメ版へのレギュラー出演やディズニー製作の『学園パトロール フィルモア』へ出演するなど、順調に出演作を増やしており、幅広く役者としての地位を確立している。