キャスパー・ヴァン・ディーン(Casper Van Dien, 1968年12月18日 – )はアメリカ合衆国出身の俳優。
アメリカ海軍中佐でパイロットの父と看護学校教員の母との間に生まれる。オランダ系の、由緒ある一族の生まれである。ニュージャージー州で育ち、幼少期、父の配属先である沖縄にも住んでいたことがある。(この時好きだったTV番組は「仮面ライダー」であり、「スターシップ・トゥルーパーズ」のキャンペーンで来日した際、藤岡弘、に会いたいといい、藤岡と会見している。その後の記者会見でもライダーキックを披露するなど、親日家である。)俳優を志してロサンゼルスに移る。そこでソープオペラ『One Life to Live』や『ビバリーヒルズ高校白書』などのテレビシリーズに出るチャンスを掴む。
『スターシップ・トゥルーパーズ』の主人公(リコ)にて日本でも知られる。その後、出演作品は多いが、近年はそのほとんどがテレビ映画への出演であるため、日本ではビデオリリースにてB級作品で俳優活動が見られたにすぎない。アメリカ国内での劇場公開作品への出演は、1999年の『CODE:0000 コード:ゼロ』以来無く、長い間遠ざかっている。
しかし2006年、『スターシップ・トゥルーパーズ』第3弾の製作が発表されると、自身のブログでも同企画に携わっていることを明かした。久し振りの劇場公開作品への出演になると期待されていた。当初、本国(アメリカ)では2007年にビデオムービーとしてリリースされることとなっていた。2008年8月5日に日本に続きアメリカでも劇場公開された。
1999年5月に女優のキャサリン・オクセンバーグと結婚した。娘3人と息子1人、そして継子1人の父親である。妻であるオクセンバーグとは、『ハードコレクター』や『カタストロフ』など、多くの作品で共演している。共に敵対するという役柄もあった。