エリック・ストルツ(Eric Stoltz, 1961年9月30日 – )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優。
ドイツ系の教師の両親のもとにカリフォルニア州で生まれる。姉妹が2人おり、一人はメゾソプラノ歌手、もう一人は作家。アメリカ領サモア、カリフォルニア州サンタバーバラで育った。ピアノの才能があり、10代で地元の劇場で弾いていたという。その時に出会ったアンソニー・エドワーズとは後に南カリフォルニア大学でルームメイトにもなったという。エリック自身は大学を中退し、1981年にニューヨークに移って演劇の勉強を本格的にはじめ、1982年に映画デビューした。
1985年には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役に抜擢され、撮影を進めながらも6週間で降ろされてしまった。しかし1985年の『マスク』でゴールデングローブ賞にノミネート。1989年にはブロードウェイにもデビューし、以降映画、テレビ、舞台に幅広く活躍した。現在はプロデュースも手がけたり、テレビシリーズへの出演も多い。大ヒットドラマの『glee』の監督も務めている。