エド・オロス(Ed O’Ross, 1949年7月5日 – )は、アメリカ合衆国の俳優、声優である。
1949年、ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ。家はチェコ系の家庭だった。地元の高校を卒業後、ポイント・パーク大学へ進学。ちなみに俳優として活動する前はアマチュアのボクサーとバスケットボールのマイナーリーグ選手として活躍した経験もある。その後はニューヨークでステラ・アドラーとウタ・ハーゲンに師事して演技を学び、1976年に『ザ・リボルバー/怒りの38口径』で役者デビューを果たす。特徴的な見た目から悪役を演じることが多く、またチェコ系であるがロシア系のキャラクターを演じることも多い。
現在ではテレビドラマから映画まで幅広く活躍する俳優として認知され、スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』やメル・ギブソン主演の『リーサル・ウェポン』などから、カイル・マクラクラン主演の『ヒドゥン』などのSF映画などまで様々なジャンルの映画へ出演するバイプレーヤーである。