ウド・キア(ウド・キアー、Udo Kier, 本名: ウド・キアシュペ、1944年10月14日 – )は、ドイツ出身の俳優である。日本語でのクレジット表記は統一されておらず、初期作品では「ウド・キア」、中期以降は「ウド・キアー」、まれに「ウド・キール」となっている作品もある。
18歳のときにイギリスに移住、そこで演技のクラスを取ったことがきっかけで1966年に映画デビューを果たす。
初期の代表作は、アンディ・ウォーホールが企画製作した2本の異色怪奇映画『悪魔のはらわた』、『処女の生血』での博士、吸血鬼役である。1990年代になって大作への出演が続いている。ラース・フォン・トリアー作品の常連でもある。ラース・フォン・トリアーと“Dimension”と名付けられたプロジェクトも行っていた。これはウド・キアが主演の映画で、1991年から2024年までクリスマスの頃にヨーロッパの各地で毎年3分間ずつ撮影し完成させる予定の作品だったが、ラース・フォン・トリアーが興味を失った為に1997年の分で撮影終了し2010年に公開。
テレビを含めると、実に150本以上の作品に出演している。