アイアン・ジーリング(Ian Ziering、1964年3月30日 – )はアメリカ合衆国の俳優。代表作は『ビバリーヒルズ高校白書』(スティーブ・サンダース)、『シャークネード』(フィン・シェパード)シリーズ。
ニュージャージー州ニューアークで、Mickieと Paul Zieringの子として生まれ、ウエストオレンジにて、10歳以上離れた2人の兄であるジェフとバリーとともに、ユダヤ人として育った。1982年にウエストオレンジ高校を卒業した。
1990年、ジーリングは『ビバリーヒルズ高校白書』でスティーブ・サンダース役に選ばれ、292エピソードに出演した。また、ABCの『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の第4シーズンでセレブリティ・ダンサーに選ばれた。 彼のプロフェッショナル・ダンスパートナーは Cheryl Burkeで、シーズン2でDrew Lacheyと勝ち抜き、シーズン3でエミット・スミスと組んだ人だった。 第4シーズン準決勝まで勝ち、審査員から10点満点を3人出させたが、決勝までには届かず、2007年5月15日の放送分でリタイアした。
2006年、短編映画 Man vs. Mondayの監督をし、出演をする。この映画は2006年の Ft. Lauderdale Film Festivalで観客賞を勝ちとる。同年、インデペンデント映画Stripped Downのフランシス役で Monaco Film Festival最優秀主演男優賞を勝ちとった。 これらの作品以外にも『犯罪捜査官ネイビーファイル』、『恋するマンハッタン』、『The Doctors』、『ガイディング・ライト』などに出演している。また、コンピュータゲームFreelancer では主人公Edison Trentを務めた。
2007年6月18日、バラエティは、1週間前にジーリングがボブ・バーカーの代役として、『ザ・プライス・イズ・ライト』の司会のオーディションを受けたと報道したが、失敗し、最終的にはドリュー・キャリーがオーディションに受かった。偶然にも彼の前妻ニッキー・シーラー・ジーリングが、1999年から2002年までこの番組にモデルとして出演していた。2013年に主演したテレビ映画『シャークネード』はその後シリーズ化され、2018年まで全6作が制作された。彼の公式サイトや MySpaceには、彼の作った短編ビデオ “webisodes”がある。