成瀬 正孝(なるせ まさたか、1950年2月27日 – )は、日本の俳優。長崎県出身。1970年代半ばから1980年代後半までは成瀬 正(なるせ ただし)名義で活動していた。東映俳優センター、沢井プロダクション、ステージドア、柊企画を経て、ファインステージに所属。
長崎県立大村工業高等学校卒業。
1969年、第13期東映ニューフェイスとして東映へ入社(同期は片桐竜次、女屋実和子、岩本良子)。
デビュー当時は主演女優の相手役に抜擢()されるなど二枚目のホープだったが、「ピラニア軍団」に加入して以降、1970年代の実録映画に多数出演。
1989年の『将軍家光の乱心 激突』では、将軍の跡継ぎを警護する7人の浪人にキャスティングされ、殺陣や乗馬を披露し、代表作のひとつとなった。
1995年より所属していた芸能事務所「沢井プロダクション」では、同事務所の俳優養成所にて演技講師も務めていた。