ローラ・ダーン(Laura Dern, 本名:Laura Elizabeth Dern, 1967年2月10日 – )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の女優。
父親は俳優のブルース・ダーン、母親は女優のダイアン・ラッド。曾祖父はフランクリン・ルーズベルト政権で第52代アメリカ合衆国陸軍長官を務めたジョージ・ヘンリー・ダーン。1973年、母親の出演作品『白熱』に出演。その後、リー・ストラスバーグ演劇学校で演技を学んだ。
1985年、『マスク』でロサンゼルス映画批評家協会賞(ニュー・ジェネレーション賞)を受賞。
デヴィッド・リンチ監督作品の常連女優として知られるほか、『ジュラシック・パーク』でグラント博士(サム・ニール)と共に行動する古植物学者役でも有名で、同シリーズの第1・3作に出演している。
2017年、映画芸術科学アカデミーのシェリル・ブーン・アイザックス会長の後任候補に挙がったが、そのオファーを辞退した。
2019年公開の『マリッジ・ストーリー』で離婚調停弁護士を演じ、第92回アカデミー賞助演女優賞を受賞した。