ルイス・ガスマン(Luis Guzman, 1956年8月28日 – )は、アメリカ合衆国の俳優。プエルトリコ出身。
1956年にプエルトリコで生まれ。母親は病院職員で、義父はテレビの修理工だった。その後、渡米してニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジで育つ。ニューヨーク市立大学シティカレッジ卒。
俳優として活動する前には若者に対するソーシャルワーカーやイベントアレンジャーとして働いていた。後に学生映画への出演や路上でパフォーマンスを披露するなどをして活動を開始。
1977年に舞台を映画化した『Short Eyes』で俳優デビュー。1980年代に入ると本格的に役者としての活動をし始めて、人気テレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』や、高倉健とマイケル・ダグラスが共演したことや大阪を舞台にしたことで話題となった『ブラック・レイン』などへ出演した。出演する作品には警察官か、悪役の共謀者を演じることが多い。
また、スティーブン・ソダーバーグやポール・トーマス・アンダーソン作品の常連でもある。尊敬する俳優はマーロン・ブランドと答えている。近年ではコメディ映画への出演も多く、アダム・サンドラー、ジム・キャリーらとも共演を果たした。現在はアメリカで活躍するラテン系俳優として着実な地位を確立している。