モーリス・ジャール(Maurice Jarre, 1924年9月13日 – 2009年3月29日)は、フランス・リヨン出身の作曲家。
デヴィッド・リーン監督の映画『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』『インドへの道』をはじめ、数多くの映画音楽を作曲した。アカデミー賞には9回ノミネートされ、3回受賞している。初期のジャールの映画音楽は、映画作家ジョルジュ・フランジュとのコラボレーションで知られる。後にピーター・ウィアーの作品にほとんど携わった。息子のジャン・ミッシェル・ジャールはシンセサイザー奏者である。2005年のヨーロッパ映画賞で、音楽家として初となる世界的貢献賞を授与された。2007年、フランスでドキュメンタリー映画『モーリス・ジャールの軌跡』(Bandes Originals: Maurice Jarre / In The Tracks Of Maurice Jarre)が公開された。