トリート・ウィリアムズ(Treat Williams, 本名: Richard Treat Williams, 1951年12月1日 – 2023年6月12日)は、アメリカ合衆国の男優。コネチカット州出身。
ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ヘアー』の映画化作品で名を馳せ、ゴールデングローブ賞の候補にあがる。1981年の『プリンス・オブ・エジプト』と1984年の『欲望という名の電車』のテレビ映画リメイクでも候補となった。その間に、クレジットはされていないが『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』にも出演をしている。1985年の『スムース・トーク』でインディペンデント・スピリット賞の候補になって以降は、テレビ映画や低予算B級映画への出演が中心となる。1995年にHBOのテレビ映画『トークショー』でエミー賞候補に挙がった。その後もコンスタントにB級作品で主演をしており、特に1998年のSFホラー『ザ・グリード』は有名である。1994年に26分のショート作品『テキサス人』(原題:Texan・日本では「ウィットネス」として別作品3本とまとめられている)で監督業にも挑戦している。『デビル』(1997年)においては悪役にも挑戦している。2002年よりテレビシリーズ『エバーウッド 遥かなるコロラド』に主演。4年間続いた中で二度、全米映画俳優組合賞の候補になっている。
2023年6月12日、バイクでの走行中に曲がろうとしたところで車に追突される事故に遭い死去。71歳没。