テレンス・スティーブン“スティーブ”・マックイーン(Terence Steven “Steve” McQueen, 1930年3月24日 – 1980年11月7日)は、アメリカの俳優。
「キング・オブ・クール “The King of Cool”」と呼ばれ、「アンチヒーロー」としてのキャラクターは1960年代の反体制文化にも共通するものがあり、1960年代から1970年代にかけてトップ俳優としての地位を確立した。スタント・パーソンに頼らない本格的アクション俳優として一時代を築き、世界中の映画ファンを熱狂させた。マックイーンは『砲艦サンパブロ』でアカデミー賞にノミネートされている。その他の代表作としては『大脱走』、『荒野の七人』、『シンシナティ・キッド』、『ブリット』、『ゲッタウェイ』 、『華麗なる賭け』、『タワーリング・インフェルノ』、『パピヨン』などがある。1974年には世界で最も高給取りの映画スターとなったが、その後4年間映画に出演することは無かった。マックイーンは監督やプロデューサーと対立しがちであったが、その高い人気故にトップスターの地位に留まり続けた。
女優のニール・アダムス、アリ・マッグロー、バーバラ・ミンティと3度の結婚をした。長男のチャドと、チャドの息子スティーブン、長女テリーの娘モリーも俳優。