スティーブ・マックイーン

テレンス・スティーブン“スティーブ”・マックイーン(Terence Steven “Steve” McQueen, 1930年3月24日 – 1980年11月7日)は、アメリカの俳優。

「キング・オブ・クール “The King of Cool”」と呼ばれ、「アンチヒーロー」としてのキャラクターは1960年代の反体制文化にも共通するものがあり、1960年代から1970年代にかけてトップ俳優としての地位を確立した。スタント・パーソンに頼らない本格的アクション俳優として一時代を築き、世界中の映画ファンを熱狂させた。マックイーンは『砲艦サンパブロ』でアカデミー賞にノミネートされている。その他の代表作としては『大脱走』、『荒野の七人』、『シンシナティ・キッド』、『ブリット』、『ゲッタウェイ』 、『華麗なる賭け』、『タワーリング・インフェルノ』、『パピヨン』などがある。1974年には世界で最も高給取りの映画スターとなったが、その後4年間映画に出演することは無かった。マックイーンは監督やプロデューサーと対立しがちであったが、その高い人気故にトップスターの地位に留まり続けた。

女優のニール・アダムス、アリ・マッグロー、バーバラ・ミンティと3度の結婚をした。長男のチャドと、チャドの息子スティーブン、長女テリーの娘モリーも俳優。

戦争

大脱走|戦闘シーンのない集団脱走を描いた異色の戦争映画。

大脱走は、1963年公開のアメリカ合衆国の映画。戦闘シーンのない集団脱走を描いた異色の戦争映画。第二次大戦中の出来事。ドイツの誇る、第3捕虜収容所に収容された連合軍将校たちが、大脱走を敢行した一大史実である。原作は当時英空軍スピットファイヤー・パイロットで、実際にこの大仕事に参加していたポール・ブリックヒル。1950年に出版された著書“ザ・グレート・エスケープ”は超ベスト・セラーになった。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
アクション映画

ゲッタウェイ|組織に追われる男と女が必死で逃亡する姿を描く。

ゲッタウェイは、1972年公開のアメリカ合衆国の映画。「ワイルドバンチ」「わらの犬」などの作品でバイオレンスの真髄を鮮明に捕らえたサム・ペキンパーが、「ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦」に続いて再びスティーヴ・マックィーンとコンビを組み、組織に追われる男と女が必死で逃亡する姿を描く。製作はデビッド、フォスター、ミッチェル・プロウアー、脚色は「生き残るヤツ」のウォルター・ヒル、原作はジム・トンプソンの同名小説。夫婦を演じたマックイーンとマッグローは、この作品の共演をきっかけに結婚した。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
パニック・アクション・ドラマ

タワーリング・インフェルノ|最高傑作と評されている超高層ビル火災を描いたパニック映画。

タワーリング・インフェルノは、1974年のアメリカ合衆国の映画。超高層ビル火災を描いたパニック映画。本作品は1970年代中盤期のいわゆる、「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評されている。1974年度のアカデミー撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。