ケリー・リン・ラッセル(Keri Lynn Russell, 1976年3月23日 – )は、アメリカ合衆国の女優。カリフォルニア州ファウンテン・バレー出身。
1991年から1993年までディズニー・チャンネルの『ミッキー・マウス・クラブ』にブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラと共に子役グループの一員として出演。『ミクロキッズ』の続編で1992年公開の『ジャイアント・ベビー』で映画デビュー(ヒロインのマンディ役)を果たす。
1998年放送開始のテレビシリーズ『フェリシティの青春』でタイトルロールのフェリシティを演じブレイクする。翌年のゴールデン・グローブ賞主演女優賞(テレビシリーズ/ドラマ部門)を受賞し、『ピープル』誌の「最も美しい50人」のひとりに選出された。
2000年の『マンボ!マンボ!マンボ!』ではヒロインを演じ、『ミッキー・マウス・クラブ』で培った得意のダンスを存分に生かした演技を披露した。2002年にはメル・ギブソン主演の『ワンス・アンド・フォーエバー』に出演、その年の5月には4年続いた『フェリシティの青春』が終了し、その後はニューヨークでしばらくの休暇をとった。
2004年にオフ・ブロードウェイで上演されたニール・ラビュートの戯曲『Fat Pig』で舞台デビュー。
2006年に『フェリシティの青春』のプロデューサーであるJ・J・エイブラムスが監督を手掛けた『M:i:lll』に、スカーレット・ヨハンソンが演じる予定であったイーサン・ハントの愛弟子のリンジー・ファリス役で出演した。同年の夏より米化粧品会社カバーガール社のモデルも務めている。
2013年からはテレビシリーズ『ジ・アメリカンズ』の主演を務め、個人賞に輝く。
2018年にはブロードウェイで初舞台を踏む。