キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones CBE, 1969年9月25日 – )は、イギリスの女優。2002年の映画『シカゴ』でアカデミー助演女優賞を受賞。2010年に、ミュージカル『A Little Night Music』でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞。
ウェールズのスウォンジー出身。父親はキャンディ工場のマネージャー、母親はアイルランド人の血を引く。兄と弟がいる。本名は Catherine Jones だが、祖母の名前から取って Catherine Zeta-Jones としている。
11歳で『アニー』などの舞台に立ち、15歳の時にロンドンに移る。1990年に『シェラザード』で映画デビュー。翌年放送のイギリスのコメディ・シリーズ『The Darling Buds of May』に出演して英国内で注目を浴びるようになる。
1992年に『コロンブス』でハリウッドに進出。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた『マスク・オブ・ゾロ』にてアントニオ・バンデラスの相手役に抜擢され、一躍注目を浴びる。1998年には「ピープル」誌にて「最も美しい人物」に選ばれた。
2002年公開の『シカゴ』で共演のレネー・ゼルウィガーと共にゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされたが受賞を逃した(ゼルウィガーが受賞)。アカデミー賞では助演部門で候補に挙がり、見事アカデミー助演女優賞を獲得。授賞式ではクィーン・ラティファと共に歌曲賞候補になっていた歌を披露した。 2010年にミュージカル『A Little Night Music』でトニー賞 ミュージカル主演女優賞を受賞。同年6月にこれまでの功績が称えられ、大英帝国勲章(CBE)を授与された。
俳優以外の活動では、化粧品ブランドエリザベス・アーデンのスポークスマンや携帯電話T-モバイルの広告塔を務めているほか、ラックスのイメージキャラクターになっている。日本では「ラックス」のCMで知名度を上げた。
2000年11月18日に俳優のマイケル・ダグラスと結婚。同年8月に第1子男児、2003年4月に第2子女児を出産した。