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SPACE BATTLESHIP ヤマト|必ず、生きて還る。アニメ作品『宇宙戦艦ヤマト』の初の実写版映画。日本人が初めて世界に挑むSFエンターテイメント

SPACE BATTLESHIP ヤマト
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SPACE BATTLESHIP ヤマト(すぺーすばとるしっぷ やまと)は、2010年公開の日本映画。アニメ作品『宇宙戦艦ヤマト』の初の実写版映画。キャッチコピーは「必ず、生きて還る。」往年のアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を実写化するという企画・構想案をTBSが立案。約5年かけてセディックインターナショナルと、西﨑義展の養子であるエナジオの西﨑彰司の協力の下、西﨑義展の許可を得て2009年10月3日に正式に製作発表された。
基本的なストーリーは「宇宙戦艦ヤマトが地球滅亡の危機を救うため、宇宙の彼方にあるイスカンダルへ旅立つ」という『宇宙戦艦ヤマト』(第1作。特に『劇場版〜スターシア死亡編』)の展開に沿っている。『宇宙戦艦ヤマト』の生みの親の1人である松本零士の参加以前の「ラジェンドラ星」版ヤマトの他、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』や『宇宙戦艦ヤマト 完結編』もモチーフにしている。特に後半は『さらば』の要素が強く(主要メンバーの多くが壮絶な戦死を遂げる)、最終シーンには『完結編』の要素が加わる。

SPACE BATTLESHIP ヤマト 映画批評・評価・考察


SPACE BATTLESHIP ヤマト

脚本:25点
演技・演出:12点
撮影・美術:12点
編集:7点
音響・音楽:8点
合計64点

酷評される事の多い実写化作品の中で、今作も酷評されているが、どちかというとアニメ実写化映画の中では良作に入ると思える。飽きることなく最後まで見れたことはもちろん、愛や友情、自己犠牲といった原作で描かれている内容(表現の違いはあるものの)は、きちんとストーリーに組み込まれている古代と木村拓哉はイメージからそれほどはずれた役でもないし、島役の緒方直人や真田役の柳葉敏郎もいい演技をしている。森雪役の黒木メイサが原作のイメージとは異なるものの、この映画の中では合っている役だと思える。
監督は山崎貴なので、特撮CGは良くできている。しかし!CGじゃない部分であるセットの作りがチープ過ぎる!もっとリアリティをそこは求めたい・すごく惜しく感じた。
脚本は、エコエコアザラク -WIZARD OF DARKNESS-を監督した佐藤嗣麻子が担当。エコエコアザラクでは特撮を山崎貴が担当していた。
ラストも微妙な終わりで個人的には、もう少し表現方法あったように思える。声の出演ではあるものの、ナレーションにささきいさお、デスラーに伊武雅刀、アナライザーに緒方賢一なんかは嬉しい演出だったと思う。あしたのジョーテラフォーマーズデビルマンといった実写化映画とは比較にならないほど良くできている。

ただし、海外ドラマ「バトルスター・ギャラクティカ」をパクリ過ぎているという指摘が多く、実際パクっているとしか思えないシーンが多々見受けられる。いやそのまんまじゃないかと。。。

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SPACE BATTLESHIP ヤマト あらすじ

西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していた。ガミラスの遊星爆弾による攻撃で海は干上がり、地球上の生物の大半は死滅した。残された僅かな人類は地下都市を建設してガミラスの攻撃に耐えていたが、地下にまで浸透してきた放射能によって人類の滅亡まであと1年余り[注 3]に迫っていた。
地球防衛軍は残された戦力を火星星域に集結、最終決戦に挑むも旗艦1隻を残してあえなく全滅した。その数日後、地球上に謎のメッセージカプセルが落下、付近にいたサルベージ業者・古代進によって発見された。そこに記されていたのは、波動エンジンの設計図とイスカンダルの正確な座標であった。地球防衛軍はカプセルの送り主には地球を救う放射能除去装置を渡す意思があると公表し、その情報を基に最後の地球脱出用船宇宙戦艦ヤマトを改造し、イスカンダルへの派遣を決定した。

SPACE BATTLESHIP ヤマト スタッフ

原作 – 西崎義展
監督・VFX – 山崎貴
脚本 – 佐藤嗣麻子
音楽 – 佐藤直紀(原曲 – 宮川泰「宇宙戦艦ヤマト」「無限に広がる大宇宙」)
製作統括 – 信国一朗
企画 – 中沢敏明、濱名一哉
エグゼクティブプロデューサー – 飯島三智、阿部秀司、市川南
プロデューサー – 東信弘、山田康裕、石丸彰彦、安藤親広
ラインプロデューサー – 竹内勝一
撮影 – 柴崎幸三
照明 – 吉角荘介
特機 – 奥田悟、小山田昌弘
録音 – 鶴巻仁
美術 – 上條安里
装飾 – 中澤正美、龍田哲児
編集 – 宮島竜治
VFXディレクター – 渋谷紀世子
音響効果 – 柴崎憲治
キャスティング – 北田由利子
助監督 – 山本透
製作担当 – 金子堅太郎
VFXプロダクション – 白組
映像制作 – 東宝映像美術
企画プロダクション – セディックインターナショナル
制作プロダクション – ROBOT
エンディング曲 – スティーヴン・タイラー -「LOVE LIVES」
製作 – 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会(TBSテレビ・セディックインターナショナル・東宝・ROBOT・ジェイ・ドリーム・博報堂DYメディアパートナーズ・小学館・毎日放送・中部日本放送・白組・阿部秀司事務所・TBSラジオ&コミュニケーションズ・TCエンタテインメント・TOKYO FM・東北新社・RKB毎日放送・北海道放送・JNN全28局)

SPACE BATTLESHIP ヤマト キャスト

古代進:木村拓哉 幼少期:大江駿輔
島大介:緒形直人
沖田十三:山﨑努
森雪:黒木メイサ
真田志郎:柳葉敏郎
古代守:堤真一 幼少期:谷山毅
徳川彦左衛門:西田敏行
南部康雄:矢柴俊博
相原:マイコ
太田:大和田健介
加藤:波岡一喜
山本:斎藤工
古屋:三浦貴大
斎藤始:池内博之
佐渡先生:高島礼子
安藤:浅利陽介
藤堂平九郎:橋爪功
男A:田中要次
デスラー/ガミラス:伊武雅刀(声)
イスカンダル:上田みゆき(声)
アナライザー:緒方賢一(声)
ナレーション:ささきいさお

SPACE BATTLESHIP ヤマト 予告編


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