レジデントは、2015年製作のデンマーク映画。静かな住宅街で突然戒厳令下のような外出禁止措置が取られる。外では一体何が起きているのか? 情報を知らされない住人たちの視点から異常事態を描いたホラーサスペンス。シッチェス・カタロニア国際映画祭などで話題を集めたデンマーク製ゾンビホラー。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。
レジデント 映画批評・評価・考察
レジデント(原題:Sorgenfri)
脚本:20点
演技・演出:12点
撮影・美術:15点
編集:5点
音響・音楽:5点
合計57点
なんかおもしろそう映画だなと思って見たんですが、品のあるゾンビ映画と言いましょうか、白を基調とした北欧の品のあるインテリアや内装に目が奪われてしまいます。
この作品、ほぼラスト15分程度にゾンビ映画らしいシーンがあるだけで、それ以外のシーンは、家族や友人とのやりとりが続く退屈な内容でした。
日常や家族愛がラストであっけなく崩壊するというのが見どころなんだと思いますが、迫りくる恐怖感が、あまり感じ取れないのが残念でした。
レジデント あらすじ
コペンハーゲンの北に位置する閑静な住宅街で暮らすディノ一家。ある日、不審死を遂げた老人の死体が消失した事件をきっかけに、街が制限区域に指定されてしまう。厳戒態勢が敷かれる中、この区域に謎の感染病が蔓延していることがテレビで報じられる。住人たちは外出を禁じられていたが、ディノの息子グスタフは恋人に会うため夜中に家を抜け出してしまう。そこでグスタフは、感染者となって街をさまよう近所の住人たちが国防軍に射殺される衝撃的な場面を目撃する。
レジデント スタッフ
監督:ボー・ミケルセン
製作:サラ・ナメール
製作総指揮:ミタ・ルイーズ・フォルデイガーケネス・D・プラマー
脚本:ボー・ミケルセン
撮影:アダム・フィリプ
編集:ボー・ミケルセン
音楽:マーティン・ペダーセン
レジデント キャスト
ミレ・ディーネセン
トロールス・リュービュー
ミケル・ビアクケーア
オーレ・デュポン
ベンジャミン・エンゲル
マリー・ハマー・ボーダ