山猫は眠らない6 裏切りの銃撃は、2016年製作のアメリカ合衆国の映画。人気ミリタリーアクションシリーズ第6作。標的が少年兵と気付いた兵士ブランドンは狙撃をためらい、味方を死なせてしまうが、彼は苦悩と葛藤の中で狙撃手として成長していく様を描く。
山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 映画批評・評価・考察
山猫は眠らない6 裏切りの銃撃(原題:Sniper: Ghost Shooter)
脚本:30点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計77点
トム・ベレンジャー扮するトーマスと、チャド・マイケル・コリンズ演じるその息子ブランドン、親子2代で凄腕の狙撃手である父息子の活躍を描くミリタリーサスペンスアクションのシリーズ第6作です。今回は人質奪回作戦に失敗したブランドンが感情と任務との間で葛藤しながら、一回り大きく人間として、兵士として成長していく姿が描かれます。伝説の英雄トーマスと比べ、優秀だがまだ未熟な面もあるブランドンならではの成長ドラマと、頭が半分吹き飛ぶなど、時に残酷と思われるほどリアルに描写された狙撃場面が見ものです。
6作目といえど、おもしろい映画です。ハイテク兵器も登場し、戦争の様変わりにこの映画シリーズも対応していくので時代の変化(戦争)の勉強にもなってしまう作品です。
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山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 あらすじ
中東の過激派組織と対峙する米海兵隊のブランドン ・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)とリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)に、コロネル大佐(デニス・ヘイスバート)から新たなミッションが与えられた。それは、ジョージアから西ヨーロッパへ天然ガスを輸送する “パイプライン”をテロの脅威から守る、というものだった。だが、同地域で任務に当たっていた米兵が、敵のスナイパーによって射殺される。ブランドンらは「我々の位置情報を敵に漏洩している裏切者がいる」と疑い始める・・・。
山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 スタッフ
監督:ドン・マイケル・ポール
脚本:クリス・ハウティ
製作:ジェフリー・ビーチ,フィリップ・J・ロス
音楽:フレデリック・ウィードマン
撮影:マーティン・チチョフ
編集:キャメロン・ハレンベック,マイケル・クージ
配給:ソニー・ピクチャーズ ホームエンタテインメント
山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 キャスト
ブランドン・ベケット:チャド・マイケル・コリンズ
リチャード・ミラー:ビリー・ゼイン
大佐:デニス・ヘイスバート
ロビン・スレイター:ステファニー・ヴォクト
ビッドウェル少佐:ドミニク・マフハム
ミゲル・セルバンテス:ニック・ゴメス
ジョー・バーンズ三等軍曹:イーノック・フロスト
メインズ:マイク・ストラウブ
ロハス:ジェイド・オググア
ジーナ・アウングスト:プレシリアナ・エスパロリーニ
ガザコフ:ベリスラフ・パブロフ
キリアン・グリューン:ナイジェル・バーバー