スネーク・フライトは、2006年公開のアメリカ合衆国の映画。殺人事件を目撃した青年を移送中、彼らの乗る飛行機内にヘビが放たれるパニック・アクション。パニック・ムービー職人と名高いデイヴィッド・エリス監督と、サミュエル・L・ジャクソン主演で放つ、最も危険で恐ろしいフライト! 生き残るのは果たして誰なのか! ?
スネーク・フライト 映画批評・評価・考察
スネーク・フライト(原題:Snakes on a Plane)
脚本:27点
演技・演出:15点
撮影・美術:17点
編集:9点
音響・音楽:6点
合計74点
『デッド・コースター』や『シャーク・ナイト』の監督だけあって、スピード感、テンポがとても良くバカバカしい演出の数々にも関わらず驚きを隠せない(ちゃんとびっくりする)面白い映画に仕上がっています。それとなく人間ドラマもきちんと描いている点も評価できます。まぁ、B級映画ですが、狙い通りのテイストじゃないでしょうか。
スネーク・フライト あらすじ
ハワイにて、手配中の有名なギャング、エディ・キムがロサンジェルスの著名な検事を殺害している現場を偶然にも目撃してしまったショーン(ネイサン・フィリップス)。薬物、恐喝、児童売春、武器売買などの容疑で追われているキムは、検事を殺して捜査をやめさせようとしていたのだ。事件を目撃した1時間後に、早くもショーンはキムの追っ手に殺されそうになっていた。ロサンジェルス大陪審の前で証言させ、アメリカの最重要手配犯を逮捕するために、危険な事件のエキスパート、FBIエージェントのネヴィル・フリン(サミュエル・L・ジャクソン)が派遣される。フリンはプライベートジェットを飛ばしおとりに使おうとするが、どの便に乗るのか空港で働く密告者がキムにもらしてしまう。この飛行機をロスに到着させないか、機内でショーンを殺すしかないキムが取った計画は、飛行機にヘビを放つことだった。あらゆる形、サイズ、毒を持つ数千匹のヘビが機内に積み込まれた。飛行機が離陸すると、タイマー式のカーゴが開き、ヘビたちが脱出。主要なオペレーティング・システムを破壊しながら、通気孔や電気配線部を通って客室に這い出すと、恐怖に慄く人々に次々と襲いかかった。ヘビたちはカーゴの中で、攻撃性を増すフェロモンを吸引させられていたのだ。ヘビの攻撃から逃れ、飛行機を無事に着陸させ、さらにショーンを無事にロスに届けるために協力してほしいと訴えるフリン。生き残りを賭け、乗務員と乗客は協力し合ってヘビから身を守ろうとするが、ヘビはあらゆる隙間から突然襲い掛かってくる。高度3万フィートの上空で、彼らは団結してヘビから身を守り、危機を脱することができるのか?
スネーク・フライト スタッフ
監督:デヴィッド・エリス
脚本:セバスチャン・グティエレス,ジョン・ヘファーナン
原案:ジョン・ヘファーナン,デヴィッド・ダレッサンドロ
製作:クレイグ・ベレンソン,ドン・グレンジャー,ゲイリー・レヴィンソン
製作総指揮:ストークリー・チャフィン,トビー・エメリッヒ,ペニー・フィンケルマン・コックス,マイケル・フォトレル,ジャスティス・グリーン,ジェフ・カッツ,サンドラ・ラビンス,ジョージ・ワウド
音楽:トレヴァー・ラビン
主題歌:ドノヴァン・フランケンレイター『Lovely Day』
撮影:アダム・グリーンバーグ
編集:ハワード・E・スミス
配給:ニュー・ライン・シネマ,ムービーアイ
スネーク・フライト キャスト
ネヴィル・フリン(FBI捜査官):サミュエル・L・ジャクソン
ハンク・ハリス(FBI捜査官):ボビー・カナヴェイル
ショーン・ジョーンズ(裁判の重要証人):ネイサン・フィリップス
スティーヴン・プライス博士(毒蛇の専門家):トッド・ルイーソ
スリー・G(潔癖症の人気ラッパー):フレックス・アレクサンダー
トロイ(スリー・Gのボディガード):キーナン・トンプソン
ビッグ・ルロイ(スリー・Gのボディガード):キース・”ブラックマン”・ダラス
メルセデス(チワワを連れた若い女性):レイチェル・ブランチャード
マリア(赤ん坊を連れた女性):エルサ・パタキー
ポール(横柄なビジネスマン):ジェラルド・プランケット
エディ・キム(大物ギャング):バイロン・ローソン
カイル(ケリーの恋人):テイラー・キッチュ
ケリー(カイルの恋人):サマンサ・マクロード
サム・マキーオン(機長):トム・バトラー
リック(副操縦士):デヴィッド・ケックナー
クレア・ミラー(キャビンアテンダント):ジュリアナ・マルグリーズ
ティファニー(キャビンアテンダント):サニー・メイブリー
グレース(キャビンアテンダント):リン・シェイ
ケン(キャビンアテンダント):ブルース・ジェームズ