6デイズ/7ナイツは、1998年公開のアメリカ合衆国の映画。南海の孤島に不時着した男女が必死で脱出を図る姿を軽快なタッチで描く冒険アクション。ハリソン・フォードが粗野で口悪くも心根は優しい男という、これまでの彼とは一味違う役どころを演じたコミカルなアドベンチャー映画。
6デイズ/7ナイツ 映画批評・評価・考察
6デイズ/7ナイツ(原題:Six Days Seven Nights)
脚本:29点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計75点
人気俳優ハリソン・フォードが主演したハリウッド映画らしいロマンティックコメディ。
相性が最悪な男女が南海の孤島に不時着して……という、往年のハリウッド恋愛喜劇を思わせる軽妙なタッチのヒット作。フォードがリメイク版「サイコ(1998)」のアン・ヘッシュを相手に、ジェームズ・スチュワートかゲーリー・クーパーかというロマンティックヒーローを好演しています。実際にも自家用機の操縦を趣味とするフォードの堂に入ったパイロットぶりも見ものです。ヘッシュが演じる女性の婚約者役はTV「フレンズ」のロス役で知られるデヴィッド・シュワイマー。監督はコメディ映画のヒットメーカーアイヴァン・ライトマン。
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6デイズ/7ナイツ あらすじ(ネタバレ)
流行雑誌の編集者ロビン(アン・ヘッシュ)は、恋人フランク(デイヴィッド・シュワイマー)とマカテア島への7泊6日のバカンスに出かける。ところが、飛行場に待っていたのは壊れそうなチャーター機と無骨なパイロット、クイン(ハリソン・フォード)。
不安になりながらも乗り込んだロビンたちは、なんとか無事島にたどりつく。フランクのプロポーズに気をよくしていたアンだが、急な仕事でタヒチまで戻らなくてはならなくなり、クインに無理矢理連れていってもらう。ところが、運悪くチャーター機は墜落、クインとロビンは無人島に不時着する。
気の強いニューヨーカーと、傍若無人なパイロットの相性は最悪。たった一発の発煙筒も誤って使ってしまい、二人は外界から隔絶される。ケンカを繰り返しながら困難を乗り越える二人だったが、海賊船の上で殺人が起きたところを偶然目撃し、海賊に追われるはめに。だが、壊れたチャーター機を補修するための古いゼロ戦の機体を見つける。
一方、ロビンたちが消息を絶ったことを知ったフランクは哀しみのあまり、副操縦士のグラマーなアンジェリカ(ジャクリーン・オブラドーズ)と寝てしまう。ロビン、クインは飛行機を補修、追撃する海賊たちの砲弾を交わし、マカテア島に帰り着く。
二人はそれぞれにひかれあっていたが、進展はないままロビンの帰国の日が迫る。だが、思いを断ち切れなかったロビンはフランクとの婚約を解消し、島に残る。そこヘクインも駆けつけ、二人は抱き合うのだった。
6デイズ/7ナイツ スタッフ
監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:マイケル・ブラウニング
製作:アイヴァン・ライトマン,ウォリス・ニキータ,ロジャー・バーンバウム
製作総指揮:ジョー・メジャック,ダニエル・ゴールドバーグ,ジュリー・バーグマン・センダー
音楽:ランディ・エデルマン
撮影:マイケル・チャップマン
編集:シェルドン・カーン,ウェンディ・G・ブリックモント
製作会社:タッチストーン・ピクチャーズ,キャラヴァン・ピクチャーズ,ノーザンライツ・エンターテイメント,ロジャー・バーンバウム・プロダクションズ
配給:ブエナビスタ
6デイズ/7ナイツ キャスト
クイン・ハリス:ハリソン・フォード
ロビン・モンロー:アン・ヘッシュ
フランク・マーティン:デヴィッド・シュワイマー
アンジェリカ:ジャクリーン・オブラドーズ
ジャガー:テムエラ・モリソン
マージョリー:アリソン・ジャネイ
フィリップ:ドゥジャス・ウェストン
キップ:クリフ・カーティス
ピアース:ダニー・トレホ