シャッター アイランド 88点

シャッターアイランド

映画批評・備忘録

原作はデニス・ルヘインによる同名のミステリー小説「Shutter Island」。監督マーティン・スコセッシ・主演レオナルド・ディカプリオの4度目の作品。日本では「衝撃のラスト」という触れ込みで宣伝され、上映前には「この映画のラストはまだ見ていない人には決して話さないでください」「登場人物の目線や仕草にも注目しましょう」という旨のテロップが入った。また映画の謎解きに集中するために「二度見キャンペーン」や原版に忠実な「超吹き替え版」の上映も行われた。

初見は迷宮に迷い込んだように、あれはどういう意味だったのだろう?あのときのあの反応はどういう事?みたいな感じで見終わってしまいます。精神世界を映画で表現しているような作品なので、些細な描写も全体を見ながら合理的に理解していかないと結末が見えてきません。

難解に感じるかもしれませんが、非常に良くできた映画でマーティン・スコセッシにしては、広い意味で面白い映画を撮ったなと思います。

また、俳優の演出とカメラワークのテクニックが素晴らしいです。答えを導き出せるように、ちゃんと導線がしかれているんです。サスペンスなんだから、あたりまえだろ。というのが普通はできないものなんです。見せすぎてたらつまらないですし、見えなかったら意味不明ですし、演技・演出のさじ加減が巨匠が認めた俳優たちだけのことはあります。


シャッター アイランド(原題:Shutter Island)


脚本:35点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計88点

あらすじ

1954年、連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)ら捜査部隊は、ボストンハーバーの孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。この島でレイチェル・ソランドという1人の女性が、”The law of 4; who is 67?” という謎のメッセージを残して行方不明となった。強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる。

スタッフ

監督:マーティン・スコセッシ
脚本:レータ・カログリディス
原作:デニス・ルヘイン
製作:マーティン・スコセッシ,ブラッドリー・J・フィッシャー,マイク・メダヴォイ,アーノルド・W・メッサー
製作総指揮:クリス・ブリガム,レータ・カログリディス,デニス・ルヘイン,ジャンニ・ヌナリ,ルイス・フィリップス
音楽:ロビー・ロバートソン
撮影:ロバート・リチャードソン
編集:セルマ・スクーンメイカー
配給:パラマウント映画

キャスト

レオナルド・ディカプリオ
マーク・ラファロ
ベン・キングスレー
ミシェル・ウィリアムズ
エミリー・モーティマー
マックス・フォン・シドー
ジャッキー・アール・ヘイリー
イライアス・コティーズ
パトリシア・クラークソン
テッド・レヴィン
ジョン・キャロル・リンチ
クリストファー・デナム
ルビー・ジェリンズ
ネリージョゼフ・P・ライディ
カーティス・クック
ジョゼフ・マケナ
トム・ケンプ
ゲイリー・ガロン
ジル・ラーソン
ケン・チーズマン

予告編

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