レインディア・ゲームは、2000年公開のアメリカ合衆国の映画。ベン・アフレックとシャーリーズ・セロン共演によるクリミナルアクション。罠にはまった主人公の危機を緊張感満点に描くサスペンス。ジョン・フランケンハイマー監督最後の劇場映画作品でもある。キャッチ・コピーは「罠は仕掛けられた。ルールなしの6日間!」。
レインディア・ゲーム 映画批評・評価・考察
レインディア・ゲーム(原題:Reindeer Games)
脚本:19点
演技・演出:15点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計62点
ジョン・フランケンハイマー監督最後の劇場映画作品でもあり、多くの実力派俳優が集った作品になります。しかしながら、これはどうしたことでしょう、骨太の映画を撮る監督にしては駄作過ぎますね。監督が悪いというよりなぜこの脚本を映画化しようとしたのか疑問に思います。シャーリーズ・セロンも自分出演した映画の中で駄作だったと評価していますが、それ以上にジョン・フランケンハイマーが好きだったと言っています。多くのキャストもそういう気持ちだったのではと思います。
レインディア・ゲーム あらすじ
クリスマスも近い日。出所したルーディは、刑務所の門の前で同房だった親友ニックの文通相手アシュリーの姿を目撃する。ニックは出所前日、ルーディの目の前でナイフで刺されて命を落とした。
ニックが房の壁に貼っていたアシュリーの写真を見るうちに、自分も彼女に恋してしまっていたルーディは、良心がとがめながらもニックと偽ってアシュリーに接近。結ばれたふたりだが、突然アシュリーの兄ガブリエルが現れて事態は暗転。銃の密売者であるガブリエルは死んだニックがつとめていたカジノを襲撃する計画を立てていたのだ。
ニックとは別人と言い張ったルーディだが、それでは殺されるだけと分かり、結局ニックになりすます羽目に陥る。彼らの目を盗んであの手この手で逃亡を図るルーディだがどうしても逃げ切れない。そうこうするうちに、実はアシュリーとガブリエルが兄妹ではなく恋人同士と知ったルーディはますます疑心暗鬼になる。
クリスマスの夜。彼ら一味5人組はサンタクロースの格好でカジノに忍び込んだが、ルーディは機転を利かせて一味を倒して逃亡を図るが、アシュリーとガブリエルに捕まり、トレーラーに乗せられ集合地点へ。ルーディはここで、アシュリーからことの真相と事件を仕組んだ思いもよらぬ黒幕を知らされるのだった。
レインディア・ゲーム スタッフ
監督:ジョン・フランケンハイマー
脚本:アーレン・クルーガー
製作:マーティ・カッツ,クリス・ムーア,ボブ・ワインスタイン
製作総指揮:ケーリー・グラナット,アンドリュー・ローナ,ハーヴェイ・ワインスタイン
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:アラン・カーソ
編集:アントニー・ギブス,マイケル・カーン
配給:ミラマックス,松竹
レインディア・ゲーム キャスト
ルディ・ダンカン:ベン・アフレック
アシュレー:シャーリーズ・セロン
ガブリエル:ゲイリー・シニーズ
ニック:ジェームズ・フレイン
メルリン:クラレンス・ウィリアムズ3世
パグ:ドナル・ローグ
ジャンピー:ダニー・トレホ
バンクス:デニス・ファリーナ