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ランボー/最後の戦場|ベトナム帰還兵ランボーはミャンマーで新たな戦いへ。

ランボー/最後の戦場
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ランボー/最後の戦場は、2008年公開のアメリカ合衆国の映画。ベトナム帰還兵ジョン・ランボーを描いた『ランボー』シリーズの第4作目。“怒れる孤独な戦士”として80年代に世界中で大ヒットした人気シリーズが、20年ぶりに復活。内戦が続くミャンマーを舞台に、凄惨なバイオレンス描写も満載のハード・アクション。「ロッキー」でアカデミー脚本賞にもノミネートされたシルヴェスター・スタローンが、主演と脚本はもちろん、シリーズ初の監督も兼ねる。前作の『ランボー3/怒りのアフガン』から、実に20年ぶりの続編である。

ランボー/最後の戦場 映画批評・評価・考察


ランボー/最後の戦場(原題: Rambo)

脚本:28点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計78点

ロッキー・ザ・ファイナル」で16年ぶりにロッキーを演じたスタローンが、本作ではランボーを20年ぶりに演じ、60歳を過ぎたと思わせぬ肉体派アクション男優ぶりを示した話題作。これまで己の正義を貫き続けたランボーが本作で向かうのはミャンマーで……。本作でのランボーの暴れっぷりは凄絶で終盤、機関銃を撃って撃って撃ちまくるランボーの雄姿(とホラー映画ばりにゴア描写満載で惨殺されていく敵)は圧倒的な迫力です。

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ランボー/最後の戦場 あらすじ(ネタバレ)

ジョン・ランボーはタイ北部のジャングルで、ボートによる運搬やヘビ狩りを生業としながら、ひっそりと暮らしていた。人権弾圧が続く隣国のミャンマーでは、軍事政権が少数民族カレン族を凌虐し、土地や天然資源を略奪していた。

ある日、ランボーの前にキリスト教系NGOの一団がやって来て、ミャンマーへの案内を依頼する。最初は断ったランボーだったが、NGOの1人サラ・ミラーの熱心な頼みに心動かされ、彼らをミャンマーに送ることを決意する。なんとか彼らをミャンマーまで送り届けたランボーだったが、数日後、あのNGO一行が極悪非道な指揮官ティント率いるミャンマー軍に捕らえられたことを聞く。

救出を請け負った傭兵団を送るため、ランボーは再びミャンマーへ向かう。到着後、同行を希望するランボーだったが、リーダー格のルイスに船の見張りを命じられる。傭兵団はカレン族のビエンにNGO一行がいた村へ案内され、そこで惨殺されたカレン族を目の当りにし、継続か中止かで言い争いになる。そこにミャンマー兵が再び現れ、傭兵団は彼らの新たな残虐行為を目撃するものの、何もせず隠れてやり過ごそうとする。すると突然ランボーが現れミャンマー兵を全滅させる。それを見ていた傭兵団らは敵に気づかれる前に脱出しようするが、ランボーの言葉に動かされ、NGO一行救出の継続を決意する。

ランボーと傭兵団は、敵の根拠地に潜入し、夜の闇に紛れての救出が始まる。ルイスたちがサラ以外の生存者を救助。別の場所に居たサラもランボーに救助されるが、二人は集合時間に間に合わず、ルイスらは先に撤収する。脱出しようとするランボーとサラは敵に見つかるものの、彼を待っていた狙撃兵スクールボーイに救われ、彼を加えた三人で逃走する。しかし、夜が明けるとミャンマー軍が救出に気づき、山狩りを始める。その頃、先行していたルイスが地雷に触れて足に重傷を負い、彼のグループの逃走が困難になっていた。遅れて別ルートで逃走していたランボーたち三人でも、サラが足を負傷。さらに軍犬を伴った追跡部隊の移動速度が高いことをランボーは悟る。彼はサラをスクールボーイに託し、自らが囮となることを決意。ランボーは軍犬を惹きつけ、第2次大戦時に落とされた不発弾を使って追跡部隊を罠にかけ、その部隊を壊滅させる。

その頃、サラとスクールボーイはボートを係留した付近の森に到着。だが、そこからボートの様子を伺うと、ティントを含むミャンマー軍の一団がおり、先行していたルイスたちは捕まっていた。ティントが彼らを処刑しようとし、二人は何もできず諦めかけていた時、追いついたランボーが現れて重機関銃を奪取し、ミャンマー軍に向けて猛撃を加える。傭兵たちも敵の銃を奪うなどして一斉に反撃。一時は多勢に無勢で不利になるものの、ビエンが連れてきたカレン族(カレン反乱軍)の登場により、ミャンマー軍は潰走。ティントは戦場から逃走を図るが、ランボーによって腹を掻き切られ倒される。

生き残った婚約者マイケルのもとに走るサラを見つめるランボー。そして彼は帰国し、アリゾナの自宅に帰るのだった。

ランボー/最後の戦場 スタッフ

監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン,アート・モンテラステリ
原作:キャラクター創造 ディヴィッド・マレル
製作:アヴィ・ラーナー,ケヴィン・キング・テンプルトン,ジョン・トンプソン
製作総指揮:ランドール・エメット,ジョージ・ファーラ,アンドレアス・ティースマイヤー,フロリアン・レクナー,ダニー・ディムボート,ボアズ・デヴィッドソン,トレヴァー・ショート
音楽:ブライアン・タイラー
撮影:グレン・マクファーソン
編集:シーン・アルバートソン
製作会社:ミレニアム・フィルムズ
配給:ライオンズゲート,ギャガ

ランボー/最後の戦場 キャスト

ジョン・ランボー:シルヴェスター・スタローン
サラ・ミラー(NGO):ジュリー・ベンツ
スクールボーイ(傭兵・狙撃手):マシュー・マースデン
ルイス(傭兵・リーダー):グレアム・マクタヴィッシュ
ディアス(傭兵・髭(バンダナ)):レイ・ガイエゴス
リース(傭兵・オールバック):ジェイク・ラ・ボッツ
エン・ジョー(傭兵・髭(ブーニーハット)):ティム・カン
パ・ティー・ティント(ミャンマー陸軍大佐):マウン・マウン・キン
マイケル・バーネット(医師・NGOリーダー):ポール・シュルツ
ビエン(カレン反乱軍):スパコン・ギッスワーン
アーサー・マーシュ:ケン・ハワード
サミュエル・トラウトマン大佐:リチャード・クレンナ

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