レイジング・ケイン 89点

レイジング・ケイン

レイジング・ケイン 映画批評・備忘録

巨匠ヒッチコックの後に世に現れたブライアン・デ・パルマのサイコ・サスペンス映画。ヒッチコック作品『サイコ』のオマージュをたっぷりと含みながらも、天才的演出とカメラワークを駆使し、素晴らしい作品を生み出しています。パルマの作品全般に共通することですが、女性を美しく・色っぽく撮るのも上手です。ジョン・リスゴーの多重人格者の演技の幅の広さも見所のひとつです。ビデオレンタル時代の帯には佐野史郎の絶賛コメントが付いていました。なんとなく演技方法がジョン・リスゴーの影響を受けてそうですよね。CGや大舞台を用意しなくても、面白い映画は撮れるというのを体現している映画でもあるので、映画界志望の人には、教科書にもなりえる作品です。

監督のパルマは、『この映画は、私が何年間もあたためてきて実現させたいと思っていたアイデアから生まれたものだ。思いがけないど んでん返しの数々など、私は考えつくありとあらゆるものを投入した。ここまでやったことはこれまでなかった!』と語ってますが、全くその通りの映画です。

レイジング・ケイン 採点の内訳


脚本:36点
演技・演出:19点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計89点

レイジング・ケイン タイトル

レイジング・ケイン(原題:Raising Cain)

レイジング・ケイン あらすじ

心理学者のカーターは、2年前に休業宣言をし、現在は自身の子を育てながら、その子を観察することで児童心理の研究を行っていた。その研究にかける情熱は異常に高く、ついには我が子だけでは飽き足らず、他人の子を誘拐して研究材料にしようと考えていた。そんな彼の前に、双子の弟のケインが突然現れる。ケインの手助けを借りて誘拐を成功させるカーター。二人は共謀して次々と邪魔者を消していく。

レイジング・ケイン スタッフ

監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:ブライアン・デ・パルマ
製作:ゲイル・アン・ハード
音楽:ピノ・ドナッジオ
撮影:スティーヴン・H・ブラム
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ,UIP

レイジング・ケイン キャスト

ジョン・リスゴー
ロリータ・ダヴィドヴィッチ
スティーヴン・バウアー
グレッグ・ヘンリー
フランシス・スターンハーゲン
メル・ハリス
トム・バウアー
ガブリエル・カーテリス
テリ・オースティン
バートン・ヘイマン
カレン・カーン

レイジング・ケイン 予告編

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