RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへは、2011年公開の日本映画。島根県出雲の大自然を走る日本最古級電車・一畑電車を舞台に描いたヒット作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』に続く、人生を鉄道になぞらえて描く感動シリーズ第2弾!富山県富山地方鉄道の運転士と妻のドラマを描く。監督は、前作でチーフ助監督を務め、本作が監督デビューとなる蔵方政俊。
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 映画批評・評価・考察
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ
脚本:29点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計76点
地域に根付いたローカル鉄道を舞台にした、ハートウオーミングシリーズ第2弾。今回は富山地方鉄道を舞台に、定年間際の運転士とその妻が人生の岐路に向かい合う姿を綴った映画になります。
「ALWAYS」シリーズのプロダクション、ROBOTが企画制作を手掛け、地方鉄道を舞台に心温まるストーリーを紡ぐ「RAILWAYS」シリーズの第2弾。今回は富山地方鉄道を舞台に、三浦友和扮する定年間際の実直な運転士と、余貴美子演じる妻とが、それぞれ人生の新たなステージについて思い悩む姿を綴ります。雄大な北アルプスを望む美しい風景とともに、不器用だが愛すべき人々の絆が丁寧に描かれた良作に仕上がっています。
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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ あらすじ
滝島徹(三浦友和)は鉄道運転士として仕事一筋の日々を過ごし、59歳になった。55歳になった妻・佐和子(余貴美子)は、専業主婦として徹を支えてきた。徹が1か月後に定年退職を控え、夫婦で第2の人生をスタートさせようとしていたある日、佐和子が結婚するときに辞めた看護師の仕事を再開すると宣言する。しかし徹は佐和子の申し出を理解せず、2人は口論となる。思わず家を飛び出した佐和子と徹の溝は深まる一方で、ついに佐和子は離婚届を徹に手渡す。これからの人生は妻のためにと思っていた徹に対し、自分の人生を生きたいと願った佐和子。佐和子には、徹の知らないある理由があった。そばにいるのが当たり前すぎて、本当の気持ちを言葉にできない2人に、ひとり娘とその夫、徹の同僚や部下、佐和子が担当する患者一家の人生が交錯していく。こうして徹と佐和子は、思ってもみなかった第2の人生の出発点にたどりつく。
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ スタッフ
監督:蔵方政俊
脚本:小林弘利,ブラジリィー・アン・山田
製作総指揮:阿部秀司
音楽:ニック・ウッド
主題歌:松任谷由実「夜明けの雲」
撮影:柳田裕男
編集:日下部元孝
制作会社:ROBOT
製作会社:RAILWAYS2製作委員会
配給:松竹
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ キャスト
滝島徹:三浦友和
滝島佐和子:余貴美子
片山麻衣:小池栄子
小田友彦:中尾明慶
片山光太:塚本高史
島村洋二:岩松了
河野啓司:徳井優
楠木雅也:中川家礼二
長谷川保:窪塚俊介
深山朋香:仁科亜季子
沢田良子:清水ミチコ
蕎麦屋のオヤジ:立川志の輔
吉原満:米倉斉加年
冴木俊也:西村雅彦
井上信子:吉行和子
岡安章介(ななめ45°)
中込佐知子
加藤凛々花
水木薫
飯田基祐
美知枝