アルマゲドン2009は、2009年公開のアメリカ合衆国のテレビ映画。20XX年、史上最大の彗星“コペルニクス”から分離した巨大隕石の衝突によって地球の自転軸が狂い、人類は“転極”現象による絶滅の危機にさらされる。別題としてアルマゲドン２００９ 彗星衝突！ （TV放映時）がある。
アルマゲドン2009 映画批評・評価・考察
アルマゲドン2009（原題：Polar Storm）
脚本：13点
演技・演出：11点
撮影・美術：6点
編集：7点
音響・音楽：6点
合計43点
原題はPolar Storm（極地の嵐）なのですが、例によって国内配給のアルバトロスが勝手にアルマゲドンシリーズにしちゃった北米のテレビ映画になります。テレビ映画なので『アルマゲドン』から10年経ってますが、低予算につき非常に映像がチープです。彗星との衝突で地球の軸がズレてしまったことによる災害を描き、またその軸のズレを元に戻すという本家アルマゲドンを超える無茶ぶりのストーリーとなっています。このなんちゃってシリーズかなりの本数があるんですよ。笑えるくらい。アメリカ人はSF好きなので、クオリティはともかく、好奇心を煽るSFパニック映画の需要はそれなりにあるので、SFパニック・ファミリードラマみたいなテレビ映画が量産される土壌があるんじゃないかと思います。
今作品はAmazonプライムで見ました。
アルマゲドン2009 あらすじ（ネタバレ）
暗いテレビのニューススタジオで、地球が最後の数時間に近づくと、ニュースキャスターのルーヴァネッティが放送し、地球の磁場が消えた。シンシアと彼女の義理の息子シェーンは、電磁嵐の最中にワシントン州のひと気のないリンデンビルを通過したが、地震の後に前者が地面に飲み込まれた。1週間前、ルーはコペルニクス彗星の進路について、ストームハザード部門（SHD）の占星術師兼天体物理学者であるジェームズ・メイフィールド博士（ジャック・コールマン）と話し合った。ジェームズの同僚のパムは、北アラスカのジェームズとピーター（ニコラス・カレラ）に、破片が彼らからそれほど遠くないところに衝突することを警告しようとしたが、干渉によって彼女は遮断された。
彗星の破片がアラスカ北部に衝突し、衝撃波の爆発を引き起こして、カナダ、アラスカ、およびロシア極東に深刻な被害をもたらした。ピーターは25万人の死者の一人になったが、ジェームズ・メイフィールドは雪崩の掩蔽壕に隠れたために生き残っていた。彼はリンデンビルに帰国し、臨死体験のために大統領の演説（ロジャー・クロス）に不満を抱いていた。家にいる間、テレビは突然静電気を発し、続いて未知の震えが起こった。
EMの乱れが先行する地球の揺れを認識し、彼はSHDにログインして、彗星の衝突中にピーターがアップロードしたデータを確認しようとする。彼のアクセスはブロックされ、そのデータは部門全体の箝口令に従って行政によって分類された。予期せず太陽がイーグルピークに沈むと、彼はより疑わしくなったが、彼は関係なく続けた。
ジェームズの息子、シェーンは公園でゾーイとケビンに会い、後者はドラッグレースでシェーンに挑戦し、その夜の戦いで壊れた望遠鏡に誰がダメージを返済するかについての論争を解決した。彼らがドラッグレースの準備をしていると、突然電磁干渉が発生し、続いてケビンと彼の車を飲み込む地震が発生した。シェーンとゾーイは公園から逃げ出した。同時に、ジェームズは、アラスカでの大変動の出来事に続く突然の軸の傾きによる地球の軸の不整合について、ヴァネッティとのインタビューで説明した。ジェームズの発見は大きな注目を集めていた。箝口令と米国政府による検閲に違反した結果、彼は父親のメイフィールド将軍（テリー・デヴィッド・マリガン）から呼ばれていました。）、ギルボーイ空軍基地に報告した。ジェームズは地球の軸シフトの結果を将軍、大統領、そしてエルマン博士に説明し始めたが、成功しなかった。
その後、40 Khzの電磁パルスがリンデンビルと世界を破壊し、停電が発生して通信が途絶え、建物、車内、および電子機器の使用中に誰もが死亡した。大統領は米国全土で戒厳令を宣言し、すべての民間人に緊急避難所に避難するように命じた。ジェームズは家族にリンデンビルを離れて40マイル離れた町リトルブルックに向かうように指示した。道路にいる間、米軍のメンバーはシンシアとシェーンに引き返して小教区に避難するように強制した。
リンデンビルに戻ると、彼らは道路が封鎖されていることに気づいた。EMPの衝撃波と地震により、シェーンとシンシアは徒歩で走り、隙間がシンシアを飲み込みそうになった後、リンデンビル教区に向かう前に震えをかろうじて生き延びた。彼女は内部の人々と担当の将軍に避難するように説得しようとしたが、彼らは拒否した。電磁衝撃波が内部の全員を揚げる前に、マイケルとゾーイだけがシンシアとシェーンと一緒にリンデンビル教区を去った。
リトルブルックに向かっている間、マイケルはEMP波がペースメーカーを無効にした後、そしてマイケルのSUVを盗もうとしたときに衝撃波による感電死によって略奪者が死亡した後、心臓発作で亡くなった。車両が揚げられているにもかかわらず、シェーンはEMP波を使用してスパークプラグに点火し、エンジンを始動することで車両をオンに戻した。同時に、ジェームズとメイフィールド将軍は、ロシア海軍のキャプテンユレンコフと彼の潜水艦の乗組員とともに、マリアナ海溝に向かって飛び込み、 2つの核弾頭を海溝の底に 落として、惑星を通常の軸傾斜に戻した。
いくつかの異常に遭遇したにもかかわらず、弾頭が塹壕で爆発し、地球を救ったので、 ロシアと米国の間の共同の努力は成功した。
アルマゲドン2009 スタッフ
監督：ポール・ジラー
脚本：ポール・ジラー
原案：ジェイソン・ボルク
製作：ブリアンヌ・ハートリー
製作総指揮：リサ・ハンセン,ポール・ハーツバーグ,カーク・ショウ
音楽：マイケル・リチャード・プロウマン
撮影：マーロン・トッド・ウィリアムズ
編集：ゴードン・ウィリアムズ
アルマゲドン2009 キャスト
ジェームズ：ジャック・コールマン
大統領：ロジャー・クロス
シンシア：ホリー・エリッサ・ディグナード
メイフィールド将軍：テリー・デヴィッド・マリガン
ゾーイ：エマ・ラハナ
シェーン：タイラー・ジョンストン
エルマン：ジェイ・ブラゾー
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