ペイ・フォワード 可能の王国 74点

ペイ・フォワード 可能の王国

ペイ・フォワード 可能の王国 映画批評・備忘録

キャサリン・ライアン・ハイドの小説を映画化。キャッチコピーは「きっかけはここにある!」
少年が考案したペイ・フォワードが善意の連鎖を生んでいく模様と彼とその家族のドラマを紡いだ作品です。オスメントくんの見事な演技もさることながら、教師役のケビン・スペイシーの名演がとても印象的で心に残るものでした。彼の目の動きや口元にみれる表情、言葉の発し方にいたるまで表現力が豊かで繊細であり、役と同化しています。監督のミミ・レダーは今作が評価され、スピルバーグに『ディープ・インパクト』を託されます。登場人物の感情が観客に通じ、演技演出が生き生きとしています。ただ、個人的に今作のラストはあまりにも悲劇的で惨いものでした。。。許せない気持ちが湧いてしまい、悲しいという表現で収まらなかったです。

作品誕生のきっかけについて
原作者キャサリン・ライアン・ハイドは「ペイ・フォワード」誕生についてこう語っている。 治安の悪い町で車がエンストしてしまったハイドは、車に近付いてくる男2人に恐怖心を抱く。しかし男はエンストしてしまったハイドの車を快く修理してくれたのだった。そこから、この“善意を他人へ回す”という思考が誕生した。

ペイ・フォワード 可能の王国 採点の内訳


脚本:25点
演技・演出:18点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計74点

ペイ・フォワード 可能の王国 タイトル

ペイ・フォワード 可能の王国(原題: Pay It Forward)

ペイ・フォワード 可能の王国 あらすじ

ラスベガスに住むアルコール依存症の母と、家を出て行った家庭内暴力を振るう父との間に生まれた、少年トレバー。

中学1年生(アメリカでは7年生)になったばかりの彼は、社会科の最初の授業で、担当のシモネット先生と出会う。先生は「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」という課題を生徒たちに与える。生徒達のほとんどは、いかにも子供らしいアイディアしか提案できなかったが、トレバーは違った。彼の提案した考えは、「ペイ・フォワード」。自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものだ。

トレバーはこれを実践するため、“渡す”相手を探す。仕事に就かない薬物中毒の男、シモネット先生、いじめられている同級生…。 いろいろと試みるものの、なかなかうまくいかず、「ペイ・フォワードは失敗だったのではないか」とトレバーは思い始める。しかし、トレバーの気づかないところで、このバトンは次々に受け渡されていた。

ペイ・フォワード 可能の王国 スタッフ

監督:ミミ・レダー
脚本:レスリー・ディクソン
製作:ピーター・エイブラムス,ロバート・L・レヴィ,スティーヴン・ルーサー
製作総指揮:メアリー・マクラグレン,ジョナサン・トレイスマン
音楽:トーマス・ニューマン
撮影:オリヴァー・ステイプルトン
編集:デイビッド・ローゼンブルーム
配給:ワーナー・ブラザース

ペイ・フォワード 可能の王国 キャスト

ハーレイ・ジョエル・オスメント
ケヴィン・スペイシー
ヘレン・ハント
ユージーン・オスメント
ジョン・ボン・ジョヴィ
ジェームズ・カヴィーゼル
アンジー・ディキンソン
デヴィッド・ラムゼイ
キャスリーン・ウィルホイト
ショーン・パイフロム
マーク・ドネイト
リザ・スナイダー
ゲイリー・ワーンツ
コリーン・フリン
ハナー・レダー
ジャネッタ・アーネット
モリー・ケイト・バーナード
キャリー・アン・サリバン
ティナ・リフォード
バーナード・ホワイト
ラスティー・マイヤーズ
ティム・デ・ザーン
シンシア・エッティンガー
ブラッドレイ・ホワイト
ボブ・マクラッケン
ジョナサン・ニコルズ

ペイ・フォワード 可能の王国 予告編

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