タイムリミット｜考察・キャスト・あらすじ（ネタバレ）・映画予告編動画

タイムリミット｜殺人事件の容疑者に仕立て上げられようとしている男が、身の潔白を証明するため奔走するサスペンス

2024.03.13

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タイムリミットは、2003年公開のアメリカ合衆国の映画。何者かの罠に陥り殺人事件の容疑者に仕立て上げられようとしている男が、身の潔白を証明するため奔走するサスペンス。「トレーニング　デイ」で黒人俳優としてアカデミー賞史上二人目となる主演男優賞を受賞した、デンゼル・ワシントンのオスカー受賞後第一作。監督は「青いドレスの女」でワシントンと組んだカール・フランクリン。

タイムリミット　映画批評・評価・考察

タイムリミット　映画批評・評価・考察

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タイムリミット（原題: Out of Time）

脚本：32点
演技・演出：17点
撮影・美術：17点
編集：7点
音響・音楽：7点
合計80点

デンゼル・ワシントンが『青いドレスの女』以来、カール・フランクリン監督と再びタッグを組んだサスペンス。マイアミの警察署長マットは末期がんの人妻と不倫関係を続けていたが、彼女と夫が焼死体で発見される。事件を担当する刑事は、別居中の妻。当夜のアリバイや電話の通話記録などから、自分が容疑者になると察したマットは、妻や警察内の目を欺きながら懸命に証拠を消し、真犯人を探すことになる・・・

真犯人ではない（であろう）主人公の状況が、どんどん悪化していく過程が、たたみこむような演出で展開。電話会社からの通話記録をパソコンにスキャンして改ざんするなど、発覚ギリギリの証拠消しがスリリングに描かれていきます。自分のためとはいえ、警察署長にあるまじきヤバい行為も犯す主人公ですが、デンゼルが演じるとヒーローに見えるので共感しやすい？マイアミの風光明媚な背景やラテン調の音楽が、緊迫のサスペンス劇に独特のムードを加味しています。

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タイムリミット　あらすじ（ネタバレ）

マティアス・“マット”・リー・ウィットロックは、フロリダ・キーズの小さな町バニヤン・キーの尊敬される警察署長である。最近別居したばかりのウィットロックさんは現在、地元在住のアン・メライ＝ハリソンさんと付き合っている。アン・メライ＝ハリソンさんは高校時代からの恋人で、元プロクォーターバックの夫クリスはその関係に気づいていないようで、彼女を虐待している。アンを医者に連れて行ったところ、マットは彼女が末期ガンと診断されたことを知りました。マットは妻の殺人刑事アレックスとの離婚も経験しており、検視官のチェと友人だ。

アンは、マットの忠誠心に報いるために、彼を彼女の 100 万ドルの生命保険の唯一の受取人にするつもりです。マットは、新たに開発された画期的な治療法を受けるためにスイスに行くべきだと提案する。問題は、アンがお金を持っていないことです。彼女を助けたいと必死のマットは、麻薬王の摘発の証拠から48万5000ドルを取り出し、それを彼女に渡し、彼女が旅行できるようにする。不審な住宅火災でお金が燃え上がり、アンとクリスが死亡したとき、マットは彼らの黒焦げの残骸を見つけて愕然とする。

マットは調査の結果、アンを診断した医師が詐欺師で、アンは癌ではなく、はめられていたことを発見する。

翌日、麻薬取締局の職員が麻薬王を逮捕するために証拠金を手に入れようと電話をかけてきたが、マットは不安定な対応をした。彼は、その金が詐欺師の手にあり、アレックスが彼を逮捕しようとしていることを知りました。彼はホテルに急いで行き、短い格闘の後、誤って詐欺師を殺し、金を奪って逃走した。マットは警察に目撃されるが、アレックスを守りに来たものと思われる。

その夜遅く、アレックスはマットがアンの唯一の受益者であり、彼女と関係を持っていたことを知る。同時に、マットはまだ生きているアンからの救難信号を受信し、非公式に彼女を救いに行きます。クリスとマットは戦い、アンはクリスを撃ち殺します。その後、アンはすべてのことは金と財産のために計画したことを明らかにし、マットの足を撃ちます。

アンがマットを殺そうとしたとき、アレックスは彼女を殺します。アレックスはGPSトラッカーを使ってマットを追跡し、金を持って駆け落ちするつもりだったか尋ねるが、マットは金を持っていないと明かす。イライラした麻薬取締局職員らがその日早くに金を届けると約束していたマットを逮捕しに来ると、マットは相手がマイアミに送られたと言い、同時にチェが金を持って現れ、住所が間違っていて見つからなかったと説明する。 DEAオフィス。そのためDEA捜査官は金を持って立ち去り、マットは何の罪にも問われない。

その後、マットが病気休暇に入ったとき、チェはマットがアンの保険の受取人であるという知らせを持って彼を訪ねます。しかしアレックスは、「妻として」マットがそれを拒否しなければならないことを知っている、つまり離婚を取り下げてマットと戻ることに決めたと言う。マットは大喜びで生命保険金のことを忘れたようだが、チェーは面白いことにマットが必ず受け取らなければならないと頑なに主張する。