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世界で一番美しい少年|『ベニスに死す』の“世界で一番美しい少年” 今、明かされる栄光と苦悩

世界で一番美しい少年
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世界で一番美しい少年(Most Beautiful Boy In The World)は、2021年公開のスウェーデンのドキュメンタリー映画。“ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」(1971)で主人公を破滅に導く少年タジオ役を演じたビョルン・アンドレセンの50年間に迫ったドキュメンタリー。彼の人生に何があったのか。今、ビョルンは、熱狂の“あの頃”に訪れた東京、パリ、ベニスへ向かう。それは、ノスタルジックにして残酷な、光と破滅の軌跡をたどる旅―。

世界で一番美しい少年 映画批評・評価・考察


世界で一番美しい少年(原題:Varldens vackraste pojke)

80点

“世界で一番美しい少年”として当時一大センセーションを巻き起こしたのは、巨匠ルキノ・ヴィスコンティに見出され、映画『ベニスに死す』(1971)のタジオ役に抜擢されたビョルン・アンドレセン。 その美しさは日本の美少年カルチャーに多大なる影響を与えた。マンガ「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子氏が語るのは、彼が主人公“オスカル”のモデルであったという事実。そして50年後、伝説のアイコンは、『ミッドサマー』(2019)の老人ダン役を演じ、その驚きのインパクトは大きな話題となる――。 今明かされる『ベニスに死す』の裏側と、世界一の美少年と言われたビョルン・アンドレセンの栄光と破滅。 2021年のサンダンス映画祭で話題をさらった衝撃のドキュメンタリー。

冒頭のルキノ・ヴィスコンティの15歳の彼への反応が人権無視なところなど、現在ならアウトなオーディション内容に驚かされましたが、ヴィスコンティの映画は傑作揃いでそのサイコパスな一面があってこそなのかもしれませんが・・・・
ベルサイユのばらのオスカルのモデルもそうですが、恐らく三浦健太郎のベルセルクのグリフィスのモデルでもあると思います。三浦氏は映画からインスパイアされたキャラクターが数多く存在するので。

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世界で一番美しい少年 あらすじ

“世界で一番美しい少年”と称賛され、一大センセーションを巻き起こした少年がいた。巨匠ルキノ・ヴィスコンティに見出され、映画『ベニスに死す』(1971)に出演したビョルン・アンドレセン。来日時には詰めかけたファン達の熱狂で迎えられた。だが彼の瞳には、憂いと怖れ、生い立ちの秘密が隠されていた…。そして50年後。伝説のアイコンは、『ミッドサマー』(2019)の老人ダン役となって私達の前に現れ、話題となる。彼の人生に何があったのか。
今、ビョルンは、熱狂の“あの頃”に訪れた東京、パリ、ベニスへ向かう。それは、ノスタルジックにして残酷な、光と破滅の軌跡をたどる旅―。

世界で一番美しい少年 スタッフ

監督:クリスティーナ・リンドストロム,クリスティアン・ペトリ
製作:スティーナ・ガルデル
撮影:エリック・バルステン
編集:ハンナ・レヨンクビスト,ディノ・ヨンサーテル
音楽:アナ・フォン・ハウスウルフ,フィリップ・ライマン
配給:ギャガ

世界で一番美しい少年 キャスト

ビョルン・アンドレセン
ルキノ・ビスコンティ
池田理代子
酒井政利

世界で一番美しい少年 予告編・無料動画


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