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その女諜報員 アレックス|美しく冷酷。超国家権力の陰謀に巻き込まれた元女性諜報員。その壮絶なる復讐劇

その女諜報員 アレックス
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その女諜報員 アレックスは、2015年公開のアメリカ合衆国の映画。銀行強盗計画に加わった元女諜報員アレックスが、超国家権力の陰謀に巻き込まれていく。「アメリカン・スナイパー」など多数のクリント・イーストウッド作品に撮影スタッフとして参加してきたスティーヴン・カンパネッリが初めてメガホンを取ったアクション。

その女諜報員 アレックス 映画批評・評価・考察

その女諜報員 アレックス

その女諜報員 アレックス(原題:Momentum)

脚本:27点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計73点

日本の配給会社のタイトルがそのままネタバレになってしまうという、大失敗例でした。原題のMomentumの意味は、勢い、気運、契機、運動量、推進力などを指します。物語の序盤は、主人公の女性が何者なのか分からないところからスタートするにも関わらず、この女性はジェイソン・ボーンですと言ってるようなものです。
アクションシーンやビジュアル、カメラワークなど楽しめる要素も多くありますが、基本的に量産型娯楽アクション映画だと思えます。個人的にはオルガ・キュリレンコは、ソフィー・マルソー似で好きな女優さんだったので彼女のアクション演技が見れて楽しめました。


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その女諜報員 アレックス あらすじ

元女諜報員で一匹狼のアレックス(オルガ・キュリレンコ)は、かつての恋人ケヴィン・フラー(コリン・モス)に誘われ、銀行強盗計画に加わる。計画は順調に進み、無事にダイヤを手に入れたものの、メンバーの不始末で顔を晒す結果となってしまう。そのメンバーを射殺した彼女は、手際よく証拠品を爆破し、フラーと行動を共にする。その晩、このヤマを依頼した人間とホテルで会うことになっていたフラーだったが、待ち合わせ場所に襲撃者が乱入。アレックスは間一髪、姿を隠したものの、一流の腕前を持つ襲撃者は拉致したフラーを拷問し、ダイヤと一緒に盗んだUSBメモリの在り処を聞き出そうとする。その襲撃者たちは、ワシントン(ジェームズ・ピュアフォイ)と名乗るリーダーを始め、クリントン、ジェファーソンなど歴代大統領の名をコードネームに使用していた。フラーは最後までアレックスの名を口にしないまま死亡。襲撃者たちの隙をついて逃げ出したアレックスだったが、その姿を見られてしまう。襲撃者がフラーの妻と息子を狙っていることを知ったアレックスは、自分のことを嫌うフラーの妻の元へバイクを走らせる。アメリカの上院議員の意向を受けて行動する襲撃者は、殺人も意に介さず、アレックスの過去を調べ上げていた。フラーの妻子に迫る危機。頭脳明晰かつ冷酷なワシントンから逃れるため、アレックスは持てる能力のすべてを発揮して、彼らに立ち向かう……。

その女諜報員 アレックス スタッフ

監督:スティーブン・カンパネッリ
脚本:アダム・マーカス
製作:アントン・エルンスト
製作総指揮:ポール・シフ
音楽:ロラン・エケン
撮影:グレン・マクファーソン
編集:ドゥービー・ホワイト
配給:GoDigital,アークエンタテインメント

その女諜報員 アレックス キャスト

アレックス・ファラデー:オルガ・キュリレンコ
ワシントン:ジェームズ・ピュアフォイ
上院議員:モーガン・フリーマン
ペニー・フラー:リー=アン・サマーズ
ケヴィン・フラー:コリン・モス
クリントン:シェリー・ニコール
ジェファーソン:リチャード・ロシアン
マディソン:フロムラ・ダンダーラ
モンロー:グレッグ・クリーク
ダグ・マッカーサー:カール・タニング

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